陳菁徽院長は下段右から3番目。
台湾の『NUWA生殖医療センター』は、台北市、桃園市、台中市の3都市に最高水準の生殖医療センターを持つ、国内最大規模の生殖医療センターです。当センターは、自費診療による不妊治療と、海外から妊娠を希望して渡台される患者さまのための国際特約医療を行う専門クリニックとなっており、いわゆる台湾国内の保険治療は実施しておりません。
生殖医療部門3院の医師は、スペシャリストが総勢15名。しかも、その半数が、女性医師です。女性を中心とした医療チームが、『卵子提供』、『体外受精(IVF)』、『卵子凍結』といった、女性のための高度生殖医療を担っているのも、当センターの特徴のひとつです。
実は、『NUWA生殖医療センター』の会長にして、同センター台北院院長を務める陳菁徽(チェン・チンフェイ)医師自身、不妊症と反復流産の経験者でもあるのです。
同じく台北院の副院長でもある沈孟勳(シェン・モンシュン)医師は、大変優しく気さくな女性医師で、台湾に住む日本人の患者様をたくさん担当されています。不妊に悩む40歳の患者様の体外受精治療を手掛け、PGSを行った胚を移植することで、1回で妊娠、出産に導かれた症例もありました。 また、3院ある『NUWA生殖医療センター』の中でも最大規模を誇る台中院の院長 王懷麟(ワン・ファイリン)医師、日本直行便が多く離発着する桃園空港に最も近い桃園院の副院長 何信頤(ホー・シンイー)医師も、日本の患者様におすすめしたい名医です。
王先生は、『送子鳥(コウノトリ)生殖医療センター』の台北院で院長をされていたのですが、18年近く勤めた前院を辞める決意をされた際に残されたメッセージに、暖かく誠実な人柄をしのばせる一文がありますので、ここでご紹介させてください。
2004〜2022年の間、私はたくさんの成果を上げました。2012年にはアジアで最高齢となる57歳の女性が卵子提供を受けて出産、翌年の2013年には62歳の女性が卵子提供を受けて妊娠するという奇跡を実現させました。それだけではありません。数えてみると、少なくとも5000の家族に幸せをもたらし、生まれた命は7000を超えます。素晴らしい先輩たちの輝かしい成果と比べると、これらは大したことが無いかもしれませんが、生殖補助医療を愛する私からすると一つの大きな達成と言えます
新竹(※)に来たばかりの頃、私は自分に「三心二意」という医師としての別名を付けました。3つの心は「用心、耐心、愛心(心を込めて、根気よく、愛を持って)」、2つの意は「善意、誠意」、患者様に最高のサービスを提供するためです。医師として医術はもちろんのこと、それ以上に大事なことは察すること、患者様の心を読むことです。病気を治すだけでなく人の心もケアするのです。診察に来る患者様を自分の親友や家族だと思い、私の専門知識と経験を元に、必要な関連情報やデータを開示して治療に役立てます。なぜなら私は皆様と同じ不妊の道を歩んできたからです。私自身も不妊という苦しみを11年に渡って味わってきました。私の妻は11回体外受精をしてやっと成功したのです。その過程にある苦労や感動が、私にはよく分かります。だから私は皆様が無事に妊娠した時は、一緒に笑い、喜びます。残念ながら失敗してしまった時は、私が一緒にその難関を乗り越えます。今日の私があるのは、皆様のおかげです。
※『送子鳥(コウノトリ)生殖医療センター』新竹院
何先生は、2022年11月に横浜で開催された『日本生殖医学会』に台湾からシンポジストとして招かれ、「さまざまな視点からみた不妊診療の保険体系の現状と課題」について講演され、このような感想を残されています。
今日の会議で興味深かったのは、各方面の助成制度に対する意見を聞けた点です。私は海外代表としてスピーチを行いましたが、他にも政府関係者が助成制度を紹介したり、患者団体の代表が不妊治療中のご夫婦の「年齢制限や回数制限を取り消して欲しい」という声を伝える場面もありました。他にも保険適用になることで起こり得る問題、例えば事務手続きにかかる負担や保険適用の対象になる薬剤に制限が多すぎることなどの提議がありました。
日本では体外受精治療が保険適応となったことで、確かに多くの問題が生じています。メリットもあればデメリットもあり、これに関して私たちも参考にする価値があると思います。
王先生、何先生ともに、台北院での診察枠も持たれていますので、WEBサイトの外来診察表でご確認ください。
『NUWA生殖医療センター』のロゴマークは、
といった3つのモチーフから形づくられています。
花びらの外側にある3つの点はそれぞれ「卵細胞」「精細胞」「胚」を表しており、重なり合う3枚の花びらは私たちの三大理念である「Humanity(思いやり)」、「Technology(医療技術)」、「Care(ケア)」を表現しました。専門的な生殖医療技術で卵子と精子の受精を助け、心と身体の全人的なケアを提供しています。
当センターが目指すのは、アジアNo.1の生殖センター、アジア最大の「凍結卵子センター」と「ドナー卵子バンク」を構えると同時に、「女性専用のヘルスケア」のプラットフォームを築くことです。
医療チームとスタッフが一丸となって、医療技術によるサポートと心のケアを大切に、治療を受ける患者さまを全面的にバックアップいたします。
「ドナーの心身の健康」は『NUWA生殖医療センター』にとって、ドナー(卵子を提供する方)とレシピエント(卵子の提供を受ける方)双方への大事なお約束です。 私たちは厳しい条件での選定を原則としており、ドナーとレピシエントのマッチングを行う前に、下記の手順でドナーに適しているかの評価を行います。
正式な治療に入った後は、定期的にドナーの卵子の育ち具合を確認し、随時適切な調整を行います。
『NUWA生殖医療センター』ではレシピエントの治療計画に合わせて「新鮮卵子」と「凍結卵子」をご用意しております。医師と最適な治療プランをご相談いただけます。当センターの凍結卵子は、最新の「ガラス化凍結技術」を用い、高濃度の凍結保護剤で卵子を急速凍結することにより、ドナーから採卵したそのままの状態で保存することができます。
当センターでは、最先端の医療設備を完備しています。
などの生殖医療に必要な精密機器を多数設置。胚の細胞分裂の様子を正確に把握し、温度、空気の質、Phを一定に保つなど、細部にまでしっかりこだわり、妊娠につなげます。
当センターには「臨床検査部」があり、診察時間内に行った血液検査の結果は当日中に受け取ることができます。また、「子宮鏡(ヒステロスコープ)」や「ティッシュリムーバルシステム」で移植前には医師が子宮環境を全面的にチェックし、もしポリープや筋腫が見つかった場合は即座に必要な治療を行います。妊娠に適した子宮内膜を育て、安心して赤ちゃんを迎える準備をします。
体外受精治療の成功率、それはご夫婦の体質のみならず、生殖チームの医師や胚培養士の臨床判断にかかっています。当センターの生殖チームのメンバーはみな大病院の生殖医療科での勤務経験があり、NUWAの経営理念に賛同し集まったメンバーです。診察に来られるご夫妻とともに、新しい命の誕生を心待ちにしております。
不妊に悩む方の体質改善を長年経験してきた漢方専門医が、生殖科の医師とタッグを組み、妊娠しやすいからだ作りをサポート。良い精子と子宮内膜を育て、赤ちゃんを迎える準備をします。
※『NUWA生殖医療センター』台北院、桃園院、台中院に、それぞれ併設するかたちで『漢方クリニック』があるのも、私たちのNUWA医療グループの特徴です。
台北NUWA生殖医療センター
台湾台北市大安区信義路三段149号15階
地図アプリで確認
+886-2-2706-5288
桃園NUWA生殖医療センター
台湾桃園市桃園区経国路839号6階
地図アプリで確認
+886-3-316-6288
台中NUWA生殖医療センター
台湾台中市西屯区惠中路一段88号9階
地図アプリで確認
+886-4-2255-7688
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運営者:株式会社リンクライフ・アイ
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