9月26日。

ミュータンス菌がお昼から何も食べずに、38.8度の高熱を出しました。

かかりつけの小児科を受診すると、感染症の「ヘルパンギーナ」だと言われました。

喉や口の中に水疱ができていて、痛くて食べられないからだと言われました。

帰って来て、処方された抗生物質を飲ませると、ずうっとミュータンス菌は寝ていました。


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ごめんね、ミュータンス菌。

ママは、二人目が欲しい、何故私にはできないのって躍起になっていて、流産しちゃったこともショックでショックで、どうしたらまた妊娠できるんだろうってそればかり考えてたの。

あなたは体調が悪くて、でもまだ話せないから具合悪いって伝えられなかったんだよね。

最近、指しゃぶりが増えたなー、なんて。

あれは、喉が痛いよー、口の中がへんだよ、ママ、気持ち悪いよ……。

って教えてくれていたんだよね。

なのに、私は二人目不妊のことばかり。

今回検査をすることと、ミュータンス菌の体調不良が重なって、
「これでまた検査が延びたら…また数ヵ月治療ができない。どうしてこんな時に具合が悪くなったの」
と、思ってしまった。

具合が悪いからぐずっているのに「うるさいねぇ」なんて言っちゃった…。

ねぇ。

ママは、ミュータンス菌が大事、大好き。

もちろん、ミューちゃんに兄弟を作ってあげたいけれど、今、一番大事なのはミュータンス菌だよ。

また赤ちゃんができたら嬉しいけれど、ママはミュータンス菌が元気ですくすく育ってくれるのが何よりも嬉しいんだよ。