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ぢだるま
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嫁のココロ、夫知らず。①
一人目待ち
30代後半
ART(体外受精など)
2018/11/13 03:10
他県から嫁いだ私は、いわば慣れた地元を捨て、人も土地もイチからやり直し。右も左も分からない中、頼みの綱は夫だけだった。

新居は義実家から車で10分、15分の距離。
義両親のお人柄は親しみやすく、嫁である私のことも大変可愛がってくれ、寂しさはあれど、感謝に耐えなかった。



移住して一年が経とうとしていた頃、私が一人で家にいると、お義母さんが突然訪ねてきた。アポなし訪問はこの際問題ではない。驚いたのは「水道管が壊れたの。どうせ修理にお金がかかるなら、この際だから家ごと建てかえて、一緒に住んでもらえたらなぁと思って。…急にこんなこと言うとぢだるまちゃんのご両親が驚いちゃうかしら」との内容にだった。


「修理代が足りないなら出します。爪に火をともす思いで貯めてきた貯金ですけど。あと、この話は非現実的なので両親にはしません。余計な心配かけたくないですし」


一瞬の内に、脳みそがカチ、カチッと、まるでルービックキューブのような動きをしたのは、後にも先にもこの一回きりだ。

お義母さんを傷付けることなく同居を回避する口上はーーなんて考えたけど、結構ハッキリ言ったなおい。

でも義母は全くもって意に介さなかった。
言いたいこと言えた!といわんばかりに考えといてね~💕とルンルンで帰っていった。
もう夫くんに伝えておきます…と返すのが精一杯だった。


これが青天の霹靂というやつか。

たった一年で人の言うことが180度変わるのが恐ろしかった。同居不要と安心しきっていたからこその信頼であったかもしれなかった。


この日を境に、警戒心が働くようになった。
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