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ぢだるま
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実は妄想してます。
一人目待ち
30代後半
ART(体外受精など)
2018/12/30 11:11
思春期の頃、異性に対してはなぜか
自ら心にトゲを刺しツンケン(ツンデレではない)した態度でないと接することができなかった。

別にナメられたくないとか対抗心があったとか
そういうことではなく
理屈抜きにとにかく苦手だった。


武装せずにいられない。


異性も同性もへったくれもない子供時代は
幼馴染み兄弟とよく遊んでいたし
女の子の友達でも男兄弟がいる子ばかりだったのに
そんな経験活かされやしない。


頭の中は未知なエロいことで興味津々のくせに
おそらくそのさらに上をいくエロい男子なんか不潔だ(笑)と言わんばかりに

自分の中に潜むムッツリを悟られたくなかったのかなんなのか、いつも上からいっていた。




素直になりたいとさえ思いもつかず、自分でどうしようもなかった。




中3の席替えでよく隣同士になるKという男子がいた。今思えば顔立ちがキレイで清潔感があり、爽やかな奴だったと思う。トゲトゲしい私がなぜ席が隣同士というだけでKと話すようになったのか。


ひとえにKが、女子との距離感をつかむのが上手だったのだろう。中1の時にはすでに同級生の彼女がいたし、その後もコンスタントにモテ続けていた。


彼女や好きな子の話をKから聞いてはニヤニヤと楽しんでいた。初めて“男の目”を見た、女の子を口説く現場にも遭遇した。


だから、決して私はKに恋した訳ではなく、“特別な”男友達として付き合ってきた。
なにが特別かって、社会人になるまで特定の人と交際経験もないような、ある種女寅さん(良く言いすぎ)的なこの私が、異性を意識した上で異性と普通に接触する風景がKによって日常にもたらされていたのだ。


その点でKには非常に感謝している。彼氏が長年いなくても、男の子ってこんな風なんだな、と疑似恋愛をしてきたから。
ひとりでも女として寂しくなかったんだよね。
寂しさに気付かなかったとも言えるのだけど😅



Kとケンカ別れをしてそれこそ全く連絡を取らなくなってから、夫と出会い結婚した。もしかしていろんなしがらみから卒業させてくれたのではないかとさえ思えてしまう。


隣り合って語ることはあっても性的な何かがあったことはただの一度もない。男なのに男じゃない。自身を女と認識させる絶妙な立ち位置にKはいた。ぶっちゃけたところ、奴の一番輝いた時期を、長く一緒にいれたと思う。



私があまりにも男女の機微に疎かったため、そういう意味で何の発展性もない勝手なプラトニックを引きずって、

今更ふと妄想に耽ってしまう。

今もし再会したらーー


あり得ないけど。あり得ないからこそ。
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