[1] Re: どこまで頑張りますか？疲れました 

 べるっち

2010/12/02 22:56

そのこさん

はじめまして。
べるっちと申します。

私も先月３５歳になりました。
同い年のせいか、思わずお邪魔してしまいました。
ちなみに主人は３９歳で、結婚８年です。

原因不明って、辛いですよね。

ウチは重度の男性不妊で、子供が授かれる可能性はめちゃくちゃ低いです。
私自身も子宮奇形で、授かりにくく流れやすいと言われています。
でも原因が分かってる分試行錯誤出来るというか、なんというか。。

実は学生の頃から生理不順や生理痛が重たく、ずっと婦人科に通っていました。
当時は子宮奇形だなんて分からなくて、ただ子宮が通常の１/３程度しかなく将来不妊になるかも知れないと言われていたんです。
なので結婚してすぐにでも子供を作りたくて、必死で基礎体温と睨めっこしながら自己流でタイミングをとっていました。

でも、何もないまま１年過ぎ、そしてまた１年が過ぎ・・・。
３年目にたまたま不正出血が続いて、検査を受けたついでに、病院で不妊治療について相談をしたんです。
でも病院が悪かったらしく、「ウチは不妊専門じゃない。検査したいなら他に病院探して」とあしらわれてしまって。。
自分なりに調べたんですが、勉強不足で、全ての検査をひと月の間にしなければいけないと思いこんでしまったんです。
当時フルタイムで働いていて、どう考えても仕事と両立は出来ないと感じました（ただの勘違いでしたけど・・）
そのため主人に仕事を辞めたいと打ち明けましたが、そこまでしなくてもと流されてしまう始末。

そこから又、自己流でタイミングをとっていましたが、何が良くて何が悪いのかも分からず、ただ時間だけが過ぎました。
今思うととても勿体ない時間を過ごしてしまったと思いますが、当時はどうすることも出来なくて、生理がくるたびに泣いていました。
次第に主人も義務的な行為が嫌だったのか、タイミングを拒否するようになって。
惨めで、情けなくて、何もかもうまくいかないことに、ただただイライラしながら苦しい日々を過ごしていました。

何度か子供を諦めようとも思いましたが、どうしても諦めきれず、主人に不妊かどうかの検査だけでもしたいと再度持ちかけたんです。
主人もなかなか授かれない事に不安を感じていたらしく、その時にはすぐに了承してくれました。

でも検査を始めてすぐに、主人側に原因があると分かって。。
本当に信じられない気持ちでした。
自分にしか原因がないと思いこんでいたので、現実を受け止めるまでに結構な時間がかかったような気がします。
でも、原因が分かって、治療方針が決まったら、正直安心したんです。
初めて子供が産めるかも知れないと希望が持てました。
不妊だからこそ、私は救われたんです。

それまでは原因が分からないからこそ、不安や焦りを感じていました。
どんなに努力してもなかなか結果が出ず、絶望の淵にいるような状態だったんです。

不妊自体はショックだし、自然妊娠は絶対に不可能って残酷な現実ではありますが、“治療出来る”ことに感謝しています。
どんなに可能性が低くても、進むべき方向が見えていることって幸せなんだと思っています。

きっと、そのこさんも、あの頃の私と同じ思いをされているのではないでしょうか。

追い打ちをかけるように、ご主人の知識などが見えてしまって、とても複雑な心境だろうと思います。
私もあの頃は、心から主人を愛しているのか分からない時がありました。
疲れたと背を向けて寝たフリをする主人には、正直愛情のカケラも感じられませんでした。
そしてそんな自分を、ただのワガママなのではないかと責めてしまう日々。
そして生理になるたびに、もう死のうか、生きててもいいことなんてないんじゃないかと考え込んでいたんです。

確かに本末転倒ですよね。

でも、不妊って、人をそんな気持ちにさせてしまうものなんだと思います。

私自身も、こんなにもいやらしいどす黒い部分が自分にあったのかと驚くほど、どん底まで落ちました。
今は主人やここで知り合った皆さんに支えられて、前向きに治療出来るようになりましたが、もう２度とあんな自分には戻りたくありません。
ですから、あの頃の自分に戻ってしまう位、治療に限界を感じたら、子供はキッパリ諦めて主人と２人で生きていこうと決めています。

その限界がいつ来るのかは分かりませんが、やれるだけやったら、結果はどうであれ笑顔で卒業出来る気がするんです。
今、子供を授かる為というよりは、笑って卒業する為に頑張ってるんだと思います。
それまでは、何歳になっても頑張るつもりです。

そのこさん。
この治療は続ける事も、休む事も、辞める事も、どの道を選んでも、きっと苦しい日々が待っていると思います。
でも、後悔するかしないかは、自分次第だと思います。
それぞれのご夫婦で話し合って出した答えこそが、この治療の唯一の答えです。

揺れる気持ちはあると思いますが、まずはしっかりご主人と話し合って、納得いく選択をされて下さい。
どんな選択をされたとしても、そのこさんを応援しています。

もの凄い長文になってしまってスイマセン。
また内容とはズレたスレになってしまった気がします。。
余計な事ばかり書いてしまってすいませんでした。

[2] Re: どこまで頑張りますか？疲れました 

 そのこ

2010/12/03 14:42

べるっちさん。

ありがとうございます。
本当、共感しました。

不妊における経過での経験
排卵期には、そっけなくバリアを張られるように
「今日は疲れた。」
などと言われる悲しさ。

＜私だって、やりたい訳ぢゃないのに。
　　ただ、今日も。。。また1ヶ月。。。＞
とそんな事ばかりで。

【二人で頑張ろう】
なんて言葉だけで、あなたは何の努力をしてるのだろう？
なんて攻める気分で、理解してもらえない悲しみ
私一人では結局何も出来ないし

夜中に一人で泣いてました
だからと言って、周囲の知人、友人にも言えることでもなく(*ﾉω<*)
この独特な孤独感や苛立ちや、悲しみ、ムナシさ

不妊で悩まないと理解してもらえないですし

＊この治療は続ける事も、休む事も、辞める事も、どの道を選んでも、きっと苦しい日々が待っていると思います
そうなんですよね
その言葉の意味は、とても良く分ります

残酷ですね
神様って。


努力しても実らない。
隣の人はスーと軽く通りこしてゆく気がして。
懐妊の報告も　ヒガミとは自覚しつつもねたましいキモチが消えずに
そんな自分が一番嫌になるし

自分を嫌いにならないように
旦那を嫌いにならないように

と思うと応えは、積極的不妊をやめること
赤ちゃんを望む気落ちを小さくすること

だったんです。

結局は自分の防御ですね。

旦那の知識不足も…
【男が、そんな知識が抱負な訳がないだろう】
なんて言い訳をされましたが
彼の性格からして、興味がある欲しいものには
(手に入らないのに)ネットでズーッと調べたりするのが大好きな人だと知ってるから
余計に悲しくなりました


笑って卒業するための努力か。

私には、どの道なんだろう？と今は迷子です。

[3] Re: どこまで頑張りますか？疲れました 

 べるっち

2010/12/03 17:51

そのこさん、こんにちは。

本当に神サマは残酷ですよね。

人に威張れるほど良い事をしてきた訳じゃないですが、それでも後ろ指さされるような事もしてきていません。
人一倍贅沢をしたい訳でもなくて、どこにでもあるような当たり前の幸せがただ欲しいだけなのに、どうしてこんな思いをしなければならないのか・・・。
それとも子供を望むことは、そんなに欲張りなことなのか。

よく、乗り越えられる試練しか神サマは与えないとか言いますよね。
それなら頑張れば必ず授かれるんだという、目に見える保証が欲しいといつも思っています。
それとも神サマはただのイジワルなんでしょうか。

＞排卵期には、そっけなくバリアを張られるように
「今日は疲れた。」
などと言われる悲しさ。

行為を断られるというよりは、私自身を拒否・否定されるような悲しさがありますよね。

＞努力しても実らない。
隣の人はスーと軽く通りこしてゆく気がして。
懐妊の報告も　ヒガミとは自覚しつつもねたましいキモチが消えずに
そんな自分が一番嫌になる

何度も、何度も、同じ思いをしてきました。
治療をしている方は全員同じ思いをされているのだと分かっていても、卒業話ですら心から喜べない自分がいました。

私はどうしても同じ女性のそのこさん側に気持ちが寄ってしまいますが、でもご主人の気持ちも分からなくはないんです。
ウチの主人も同じだったから。
未だに、治療している当人とは思えない程の知識だと思います。
そしてきっとこれからも。
女性は自分自身のことでもあるし、将来産まれるはずの子供にも関係するので、男性よりも真剣になるのは当然なのかなって。

きっと男性は子供を宿すことが出来ない分、子作りに関しては完全な受け身なんだと思います。
言葉は悪いですけど、“行為が済んだらお役目終了”というか・・・。
全員がそうじゃないんでしょうけど、殆どの方が、悪気なく他人事なんだと思います。
でも決して、興味がないとか、どうでもいいと思ってる訳じゃないんだと思います。

私達女性からすれば、理解を求めてしまいますが、無理な話なんだと思います。
私達だって、男性側の気持ちは理解しがたいですからね。
きっとお互い様なんですよ。

私もそのこさんと同じように、主人へ理解も協力も望んでしまい、思う様な対応をして貰えないと裏切られた印象を受けてしまっていました。
「分かり合えるはずがないのなら、主人なりの努力が見受けられれば良しとしよう。」
そう割り切ったら、気持ちが楽になりました。
今でもムカついたりする時もありますが、主人も私の言動で嫌な思いをしている時もあるんだろうと思うんです。

私も今まで何度も迷子になりました。
そしてこれからも立ち止まり、後ろを振り返って、道に迷いながら、それでも前に進んで行くんだと思います。

迷っている時は、焦って答えを探しても見つかりません。

思いっきり迷子になっても良いと思いますよ。

でもご主人にはキチンと甘えなくちゃダメです。
一人で抱え込むことじゃないですから。
今、そのこさんがこんなにも苦しい思いをしてるんだってことをちゃんと打ち明けて下さい。
縁あって夫婦になったんだし、悩む事も治療の一環です。
子作りは一人じゃ出来ないんですから、そのこさんが辛い時はご主人が支えるべきだし、ご主人が辛い時はそのこさんが支えてあげるべきなんだと思います。

そのこさんが一人で泣くのは、もう最後にしなくちゃダメです。