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桜十字渋谷バースクリニック
院長 井上 治 先生

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インタビュー

ベルトコンベア式ではない、細やかなオーダーメイド治療を

2018年5月、渋谷公園通り沿い、ハチ公口から徒歩5分というアクセス抜群の地に開院した『桜十字渋谷バースクリニック』。院長の井上治先生は、慶應義塾大学病院から東京歯科大学市川総合病院を経て、10年以上にわたって不妊治療に携わってきた生殖医療専門医です。クリニック名に、あえて不妊を連想させる文字は使われていませんが、妊娠が難しい方への不妊治療、流産を繰り返される方への不育治療の専門施設で、お産は扱っていません。胎内での命の誕生、育みを支える病院です。

角のない、柔らかい雰囲気の空間で、それぞれの想いと体にあった治療を

渋谷公園通りに面している窓には、曲線を重ね合わせたカーテンがかけられていて、そこを透過してくる光は、まるで木漏れ日。大都会の喧騒を忘れさせてくれます。

「長い間、不妊治療に従事してきましたので……、患者さまがどのようなお気持ちを抱えて通院されているか、決して小さくないご負担はわかっているつもりです。『桜十字渋谷バースクリニック』の開院にあたりクリニック内の雰囲気は、角のない、柔らかな感じで≠ニリクエストしました」

驚くほどスタイリッシュなのに、ふんわりと温かくやわらかな布にくるまれているかのように居心地がいいのは、病院にありがちな無機質さがかき消され、井上先生の思いやりがかたちになった空間だからなのでしょう。
井上先生だけでなく、看護師の方、体外受精や顕微授精で重要な役割を担う胚培養室の方なども経験豊富な方が揃われているとうかがいました。

「はい、胚培養士は、有名不妊治療クリニックで12,000周期の経験を長く積んできた者が室長を務めていて、もう一人も慶應義塾大学病院での経験者です。看護師にも助産師が二人おりますし、胚培養室と受付には不妊カウンセラー学会に所属しているものがおります。いわば、すべての部門のスペシャリストが協力しあって、お一人おひとりの患者さまを支えるために力を注ぐ態勢にあります。
不妊治療を行ううえでの方針としては、そのご夫婦に合った治療を心がけています。また、できるだけ自然に近い治療から試していくことが、患者さまの負担を減らすと考えています」


卵管鏡下卵管形成術(FT)や子宮内膜ポリープ切除術も外来ベースで

自然に近い妊娠を希望されていても、両側の卵管が詰まっていた場合は、精子と卵子が出会えないわけですから、タイミング法での妊娠はもとより、人工授精(AIH)での妊娠も不可能だということになります。手術を受けてでも、自然に近い妊娠を試してみたいというようなご希望があった場合には、どのような手段がありますか?

「奥さまのご年齢や不妊期間にもよりますが、自然妊娠したい、体外受精を避けたい、体外受精の合間には夫婦生活での妊娠も試みたいなどのご希望がある場合には、院内でのFT(卵管鏡下卵管形成術)を実施しています。奥さまが40歳を過ぎていて卵管が通った後に、夫婦生活での妊娠を試みる時間的猶予が十分にないと判断した場合には、おそらくFTよりも体外受精を先に試されることをおすすめするかと思います」

FTは、入院しなくとも外来ベースで受けることができるとか。仕事と不妊治療を両立させたい女性にとっては、仕事を何日も休まずに済む外来手術はありがたいですね。

「子宮内膜ポリープの切除なども、外来手術で可能です。ポリープの数が少なく、小さい場合などは、基本、麻酔も必要ありません。子宮の内腔は、実は、ほとんど痛みを感じないのですが、ご希望であれば麻酔下での処置も選んでいただけます」


子宮内膜受容能検査(ERA)や、不育治療であるヘパリン療法も実施

非常に幅広い治療の選択肢があるようですが、「良好な胚を何度戻しても、うまく着床しない」場合、「妊娠はするけれども、続けて流産を繰り返して出産に至らない」場合など、行き詰った思いを抱えた方には、どのような選択肢がありますか?

「前者の方のような反復不成功例の方には、タイムラプスでの観察、子宮内膜受容能検査(ERA)などをご提案しています。

複数の胚が得られる方であれば、タイムラプスを試してみられるのが良いでしょう。通常の培養器の場合、良好な胚を見極めるためには、お母さんの体内に近づけたガス環境から、外に取り出して顕微鏡下で観察する必要があります。その際に、培養器のpHが変わってしまったり、温度が下がってしまったりすることで、胚にストレスがかかるリスクがありました。当院で導入しているタイムラプスであれば、胚を出し入れすることなく胚の観察が可能です。しかも、動画で受精、分割、胚の発育スピードなどを観ることもできるため、非常に多くの情報を得ることができるため、より正確に着床が期待できる胚を選択できると考えています。

ERAでは、卵胞ホルモン剤を使って子宮内膜を育て、黄体ホルモン剤を投与して5日目(本来、胚盤胞を戻す時期)に子宮内膜の組織を採取し、遺伝子検査を行うことで、受精卵側と子宮内膜側に着床の準備態勢を整える時期にズレが生じていないかを調べます。

後者の方のような不育症の方には、原因を探る検査を実施します。不育症は、原因が見つからないケースも多いのですが、万が一、血液が固まりやすい抗リン脂質抗体や、それ以外の凝固因子異常が見つかった場合には、『低用量アスピリン療法』や『ヘパリン療法』を行って、血栓ができるのを防ぐことで、流産を予防します」


AMHを調べ、卵巣機能の良い方には、緩やかな刺激での採卵をおすすめします

血液検査で、卵巣の予備能を推し量ることができるとされるAMH(抗ミューラー管ホルモン)の測定装置も院内に配備されているそうですね。

「はい。『桜十字渋谷バースクリニック』では、体外受精などのARTを行う際、アンタゴニスト法による刺激周期で、複数の卵胞を育てる方法を中心に行っていますが、すべての方に注射薬タイプの排卵誘発剤による強めの卵巣刺激が必要なわけではありません。
AMHの値と月経初期に卵巣内に確認できる小卵胞(卵子が包まれた小さな袋)の数などから、卵巣の反応性の高さを推測し、強めの卵巣刺激が必要か、内服薬による緩やかな刺激でも十分かを見極めます。若い方や、卵巣の反応性の高い方は、フェマーラなどの内服薬でも複数の卵を得ることが可能ですので、必要以上の負担を卵巣にかけることはないと考えています」

画一的な治療ではなく、まさにお一人おひとりに最適な方法で、できるだけ少ない負担で高い妊娠率を目指されている姿勢がうかがえますね。

「可能な限り、患者さまのご要望に応えられるクリニックでありたいと思っています。それは、二人のお気持ちに寄り添うという意味でもそうですし、また治療の選択肢という意味での対応力という意味でも、不妊治療分野の日進月歩の進歩をしっかり精査して、日々の診療に取り入れていきたいと考えています。まずは、お気持ちを聞かせてください」

待ち時間を利用してのショッピングや、階下の『hotel koe tokyo』でコーヒーブレイクなど、通院ストレスを軽くしてくれそうな立地の『桜十字渋谷バースクリニック』ですが、何よりも井上先生と言葉を交わす診療時間こそが、心の負担を軽くしてくれそうです。エネルギーがみなぎる渋谷のど真ん中に、今後、たくさんの新しいいのちがはぐくまれていくであろう、このうえなく温かな場所が誕生したことを心強く感じました。


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