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不妊に強い頼れる病院特集

静岡レディースクリニック
院長 内田 律子 先生
理事長 内田 玄祥 先生

静岡レディースクリニック院長 内田 律子 先生 理事長 内田 玄祥 先生

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インタビュー

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不妊治療を体験した夫婦として、患者さまの味方でありたいのです

『静岡レディースクリニック』(静岡)は、午前診と午後診の切れ目なく、早朝7時半から診療をされています。実は、院長の内田律子先生と理事長の内田玄祥先生は、不妊治療を経験されたご夫婦でもあります。院長先生は、不妊治療医としての研鑽を積んだ『加藤レディスクリニック』(東京)で、患者としても採卵・移植を繰り返したそう。『静岡レディースクリニック』の不妊治療には、このときの両サイドからの体験がおおいに生かされていたのです。

繰り返した採卵と移植、期待と落胆、そして流産……。だからこそ抱いた夢

静岡レディースクリニック インタビュー写真1

不妊治療を開始したのは、院長先生ご自身が自然周期体外受精で有名な『加藤レディスクリニック』に勤めたのがきっかけ。産婦人科の仕事に追われるうちに、はたと気がつくと、結婚から5年もの歳月が経っていたのだそう。妊娠までの道のりは、簡単ではありませんでした。

「当時は、主人の仕事の関係で山梨県の甲府に住んでいましたので、新宿までの通勤(通院)にも時間がとられますし、医師として患者さまを優先する中、自分の治療との調整は本当にたいへんでした。
 原因不明不妊だったので、タイミング指導からはじめ人工授精を試しましたが、最終的には体外受精まで進みました。何度も採卵と移植を繰り返すうち、ようやく待ちに待った陽性反応が出たんです。赤ちゃんの絨毛から出るhCGホルモンの値も十分に高くて……、主人も私も専門なだけに、その数値を見て、これは順調な経過をたどる妊娠だろうと確信して、すっかり安心していました。ところがそのときは、心拍が見える前に、ごく初期の流産に終わってしまって……。“着床までいった証拠だから”と、普段、流産を経験された患者さまにかけている言葉を自分自身に言い聞かせました。でも、喜んでしまった分……、この喪失体験は悲しかったですね。主人も、ずいぶん落胆したと思うんですが、それを出さずにいてくれたことが、私にとっては救いでした。そうこうするうちに、主人の転勤が決まって大阪について行くことになって、最後に残されていた凍結胚盤胞1個を、出発直前に戻したんです。後がない状況での切羽詰まった願いが届いたのか、その1個の胚が再び着床。高齢出産のリスクを乗り越えて、無事に生まれてきてくれました」

採卵を重ね、移植の度に期待しては月経で落胆する思いを繰り返してきた院長先生。働く女性として、治療と仕事の板挟みになる状況も嫌というほど体験しました。内田両先生は、患者さまが少しでも通院ストレスなく通える不妊治療の施設をつくりたいという思いを抱くに至り、2009年、この『静岡レディースクリニック』が誕生します。


年間2000周期以上の体外受精を実施。「自然周期=1個しか採れない」は誤解です

静岡レディースクリニック インタビュー写真2

院長先生自身も身をもって経験した、自然周期での体外受精を行う『静岡レディースクリニック』。年間2000周期以上の実績があります。「自然周期体外受精は、体に優しいというイメージが浸透している一方で、1度の採卵で1個しか採れないというような誤った受けとられ方をしているでしょう? その誤解は解いていきたいですね」と、院長先生は話されます。

「かつて広く行われた刺激周期の体外受精は、薬物で下垂体の機能を停止させ(ダウンレギュレーション)、採卵前に排卵が起こってしまわないように人工的にブレーキをかけたうえで、注射薬で卵巣を刺激してたくさんの卵を育てて採卵する方法で行われてきました。いったん下垂体機能を抑制してしまうと、3カ月から半年は機能が回復しないことはご存知でしょうか?
 私たち『静岡レディースクリニック』が提供している自然周期体外受精ならば、下垂体機能を抑制しないので、余分な薬剤で体に負担をかけることがありません。排卵期が近づいたら採卵のタイミングを慎重に見極める必要があり、おひとりおひとりの医学的な評価を丁寧に行っている分、その方に本当に合った方法での体外受精にカスタマイズすることができます。ですから、一口に自然周期といっても、完全非投薬、内服薬投薬、内服薬と注射薬の併用があり、患者さまによっては10個以上採卵できるケースもあるのです。
 成功された最高齢は、妊娠時47歳で出産時48歳という方で、他院で治療の終結を勧められ、うちに転院して来られた方でした。その方に合った方法で無理なく治療を継続されるうち、このような喜ばしい結果につながるケースも、中にはあるということです」


「納得するまでやりきりたい」という思いを、成功報酬制度と減額制度でバックアップ

静岡レディースクリニック インタビュー写真3

そんな患者さまの「納得するまでやりきりたい」という思いに応えるべく、『静岡レディースクリニック』が実施しているのが、体外受精に対する成功報酬制度と治療回数に応じた費用の減額制度です。

「年齢が高くなると卵子未回収の確率も上がり、良質な卵子も採れにくくなるため、年齢層に応じた加算もさせていただいています。ただ、その一方で、これまで採卵に挑まれた回数に応じて、採卵までの費用から大きく減額させていただいています。ご夫婦が治療を望まれる限りは、ご妊娠されるまで、もしくは“やりきった”と思われるまで、全力でサポートしたいと考えていますので、年齢で治療をお断りするようなことはありません。
 また、胚の培養費用、胚の凍結・融解費用、顕微授精の費用などは、移植可能になった段階で、初めて成功報酬として移植費用に加算させていただきます。この成功報酬制度は、回数制限を設けず全例に適用しています。
 とにかく、患者さまがチャレンジしやすい環境を整えたかったので、自治体への働きかけも行ってきました。最近は、国と自治体で行われている『不妊に悩む方への特定治療支援事業』に加えて、各自治体が独自の助成補助事業を行うケースも増えていますよね。ところが平成25年度まで、静岡市ではプラスαの補助を行っていなかったんです。署名運動を実施したところ、わずか2日間で、当クリニックだけで卒院された方を含め1200人もの署名が集まったんですよ。患者さまが立ち上がってくださったおかげで、平成26年度からは、静岡市でも国からの助成金に加算するかたちで市独自の助成金が支払われるようになりました*」

*静岡市では、平成26年度から人工授精も助成事業の対象になりました。
http://www.city.shizuoka.jp/000_003920.html


“妊娠にいいこと“はどんどん取り入れます。“防げる流産“は不育治療でしっかり防ぎます

静岡レディースクリニック インタビュー写真4

「日々の診療の中でも、治療をしていた頃の体験がよみがえり、患者さまの心の揺らぎも、自身の痛みのように感じることも多い」と話される院長先生。長くなりがちな待ち時間を有効に使って、少しでも通院ストレスを減らしてほしいとの思いから、別棟『makana』(ハワイ語で「贈り物」という意味)がつくられました。たいへん手軽な価格で鍼治療やメディカルエステが受けられ、まさに体と心のリラクゼーションスペースといった感じです。

「当クリニックでは、西洋医学の補助的な役割を期待して、鍼灸治療や漢方治療も積極的に取り入れています。鍼灸は試してみたいけれども、不妊治療は経済的な負担も大きいので、なかなか手が出ないという話もうかがいます。そこで、少しでも気軽に低価格で試していただけるよう、院内に常勤の鍼灸師をおいて対応しているんです(体外受精中の方ならば1回30分800円)。ただ、体質改善には時間がかかりますので、ご興味のある方は早めに取り入れてみてくださいね。また、経絡リンパマッサージなどのメディカルエステも、採血後の待ち時間を使って受けていただけるようになっています。“妊娠しやすくなることなら、なんでもやってみたい”という患者さまの思いには、ぜひ応えていきたいと思っています。
 診療時間が7時半からと早めなのも、午前診と午後診の間の休みを設けず通しで診療しているのも、“仕事に行く前に診てもらえたら……” “お昼休みに通えたら……”という患者さまのご希望に応えた結果です。私自身、仕事との両立では本当に苦労しましたので、患者さまが何時までに出たいと言われれば採血時間を早めたり、この日はどうしても来られないと言われれば治療日を前後で1日ズラしたりと、できる限りの融通をきかせています。
 最後にもう一つ。私たちが、不妊治療と同じくらい力を入れているのが不育治療です。不妊治療中、着床すらしていない間は、流産体験を羨ましく感じたりもするものですが、一度宿った命が自分の中で消える喪失感は計り知れません。ましてや困難な治療のすえの妊娠であれば、なおさらですよね。防げない流産もありますが、防げる流産もあるんです。免疫着床障害に対する治療などが非常に高い成果を上げていて、これまで不育症の患者さまの9割以上の方が無事に卒業されています。10回以上の流産を繰り返された方が、無事に出産に至ったケースもあります。2回以上流産されている方は、どうか諦めずにご相談くださいね」

晴れて妊娠して卒院される方がたくさんいる一方、そうではない卒院を迎えられる方も……。それでも、「このクリニックで、治療を終えられて幸せでした」、そういってクリニックを後にされる患者さまも少なくないとか。本当に申し訳なく、そして本当にありがたい一言……。喜びの出産報告のお手紙と同じくらい、この一言が、「患者さまの味方でありたい」という内田両先生の熱意を支えているに違いありません。


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