[1] Re: 無償の卵子提供について 

 nari

2011/12/05 11:07

日本では、JISART（日本生殖補助医療標準化機関）という団体に属している病院の一部で
行った実績があります。

http://www.jisart.jp/taigai.html
（ガイドラインのPDFに細かい規定が書いてあります）

他にも、兵庫県の大谷レディスクリニック
http://www.ivf.co.jp/?p=1124

長野県の諏訪クリニックで実績があります。


でも難しいのは、病院で不妊患者さんや提供者を紹介してくれるわけではないことです。
こめさんが、自力で「提供を希望するご夫婦」を
探さないといけないわけです。

こうしたサイトやmixi、ブログなどで希望される方を探すことになると思います。

次に難しいのは、JISARTのクリニックで「提供をやってもよい」という許可が出るまでに、かなりの時間を要することです。
大谷レディス、諏訪は独自のガイドラインを設けているので、また別かもしれません。


それと、提供までには、こめさんの様々な医療検査、
心理テスト、カウンセリング、そして弁護士との契約なども発生すると思います。
採卵する周期が開始されると、毎日の投薬と注射、
頻繁にクリニック通院も必要になります。
2ヶ月ほど性交の制限があり、食生活やカフェイン・
アルコールの摂取も自制する方もいます。

初めて提供をされる方の場合、およそ2ヶ月に渡り
心身ともに拘束されるわけで…
時間で割ると、「謝礼金額」が高額ともいえないような…（あまりきちんとした検査を行わないエージェントもあるので、一概には言えませんが）

現実的なのは、やはり日本の医療機関で行うのではなく、海外で報酬をもらって行うことかと思います。

こめさんのお気持ちへの適切な対価（ご夫婦からの気持ち）だと思って受け取られて、
やはりいらないわ、と思われるのであれば、
そのお金を何かに寄付するなりしてはいかがでしょう。