不妊治療の病院特集・口コミ情報

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不妊治療の病院・口コミ情報

岩端医院

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口コミ・評判

Dr.が非常が良心的で、母体と赤ちゃんに対する強い信念を持っていらっしゃるので、全幅の信頼を寄せています。
とにかく信頼できるクリニックがイチバン!

先生がとても熱心で勉強家で丁寧。良いも悪いもシンプルに話してくれる。
説明会はとてもわかりやすく勉強になる。



インタビュー

赤ちゃんの安全が最優先。
未来へつなぐ命のバトン

『岩端医院』(沼津)は、静岡県沼津駅の南口から徒歩3分という好アクセスの地に、1947年に開院された産婦人科医院。親子2代にわたって、母児の安全な出産、新しい命の誕生を昼夜なくサポートされてきました。1976年に院長を継がれた岩端秀久先生が、1997年から不妊治療をスタートさせるのですが、一貫して“不妊治療は、安心して赤ちゃんの成長を見守れるものでなくてはならない”という姿勢を崩すことなく、より安全な医療を提供することを心がけてこられました。

タイミング法も最善を尽くします。
注射が必要な方は休診日でも対応

現在、体外受精などの生殖補助医療が受けられる施設の数は600近くにのぼっています。全国的にみると不妊治療専門施設が増える傾向にありますが、『岩端医院』のように、お産を扱っている病院で最先端の不妊治療が受けられることのメリットも、実はたくさんあるのです。

「最大のメリットとしては、産科は365日24時間診療を受け入れ可能な態勢にありますので、人工授精や体外受精のための採卵などのタイミングを、病院の診療日都合ではなく卵子にとってベストな時期に設定できるということでしょう。また、タイミング法にチャレンジ中の方で排卵障害があって、排卵誘発剤の注射が必要だというような方に対しては、休診日でも対応させていただきます。万が一、体外受精や顕微授精後などの治療中に何らかのトラブル(急な出血など)が起きた場合でも、即対応させていただくことができます。なお、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)に関しては、重症化を避けるため全胚凍結保存の戦略をとっていますので、OHSSで緊急対応が必要になることはありませんが、仮にも、そのようなことが起こった場合には適切に対処させていただきます。
そして何より、不妊治療が実を結んだときには、お産まで責任を持って診させていただくことができます。自らの手で赤ちゃんを取り上げ、この日を待ち望んできたお母さんの腕にお渡しできる喜びは、私たちにとってもかけがいのないものです」

『岩端医院』は、いわゆる産院が“ついでに不妊も診ています”というスタンスの病院ではありません。自院のホームページで生殖補助医療の治療実績を公開している病院は少なくありませんが、『岩端医院』は、生殖補助医療の治療実績だけではなく、タイミング法も、人工授精も、毎年、成績を公開しています。とくにタイミング法の治療実績に関しては、データを公開するか否かという以前に集計している病院自体も少ないと思われます。これは、『岩端医院』がタイミング法や人工授精といった一般不妊治療にも力を入れ、その結果をしっかり把握することで、より良い治療となるようフィードバックされている証ともいえるでしょう。


不妊治療は、その方だけでなく、
次世代以降への責任も負う医療

“不妊治療のゴールは「妊娠」ではない”と岩端先生。それが意味するものは、“不妊治療のゴールは「出産」”という意識よりも、もっとはるかに未来の、連綿と続く命のバトンに対する責任をも自覚した言葉でした。

「不妊治療は、特殊な医療なのです。その方、一人では完結しない、未来に受け継がれていく命にも影響を残すかもしれない、という意味において、医師の責任は重大です。安全な妊娠経過を送り、安全に出産ができるように多胎妊娠を回避するようなことはもちろん、お子さんの成長を安心して見守れるものでなくてはならないと考えています。
不妊治療は飛躍的な進歩をとげ、体外受精や顕微授精などの生殖補助医療を用いることで、ひと昔前までは妊娠が難しかったご夫婦でも赤ちゃんを授かることができるようになっています。それは、とても喜ばしいことですが、すべてのご夫婦に高度な生殖補助医療が必要なわけではありません。1組でも多くのご夫婦に赤ちゃんを授かってもらいたいと願いながら、日々、診療にあたっていますが、ただ“妊娠さえすればいい”という考えから、本来ならば不必要な方にまで、妊娠率の高さを理由に生殖補助医療を急がせるのは違うと思っています。生殖補助医療の妊娠率は確かに高いですが、負担も大きいですから。
さらに言えば、生殖補助医療において、安易に顕微授精を選択する日本の現状にも疑問を持っています。顕微授精は、体外受精では受精できない方にとっては必要な技術ですが、近年、顕微授精を選択されているご夫婦の中には体外受精で十分妊娠・出産される方も含まれていると思われます。卵子の細胞質内に精子1個を針で注入するのが顕微授精です。この際、万が一にも紡錘体を傷つけるようなことがあれば、胚の受精や分割はうまくいきません。通常、注入される精子1個は、胚培養士の主観によって選別されます。よく顕微授精に対し、“精子が1個あれば妊娠も可能です”というように、過度な期待を抱かせる表現を目にします。通常、その1個の精子は形態や運動性など顕微鏡下の視覚的な情報をもとに選別されているのですが、それは染色体異常がないことを保証するものではありません。30万個の精子が卵子1個にふりかけられ、自由競争のすえに1個の精子が自力で卵子内に潜り込み、受精卵ができる体外受精と比べれば、顕微授精は人の手の介入度が高い治療です。急増傾向にある顕微授精ですが、私たちは、まだまだ生殖補助医療には未知の部分も残されていると思っていますので、赤ちゃんの安全性を重視し、不要な顕微授精は避けるべきだと考えています」

日本産科婦人科学会が発表している2013年の全国データを例にあげると、体外受精の実施数が約9万周期なのに対し、顕微授精の実施数は約13万7千周期と1.5倍にものぼっています。『岩端医院』が不妊治療をはじめた1997年には、生殖補助医療を手掛ける施設数も少なく、体外受精が約3万2千周期なのに対し、顕微授精は、その半分程度の約1万7千周期でした。当時と比べ、体外受精と顕微授精の実施数は完全に逆転し、その差は、広がるばかりです。


良質な精子を選べるかが鍵に!
顕微授精適応の人が体外受精で出産

どんなに高度な医療技術を持ってしても、良好な卵子と良好な精子なくして、妊娠・出産の夢を叶えることは困難です。

「良質な卵子を得たいと思っても、加齢によって染色体異常を抱えることになった卵子をもとに戻す治療は、現在のところはありません。ところが精子のほうには、良質な精子を見極める方法があるのです。
当院では、技術顧問をお願いしている兼子智先生(東京歯科大学市川総合病院産婦人科)が提唱されている特殊な方法(2種類の専用試薬を持ちいた遠心分離)を用いて、DNA損傷の少ない良好な精子の見極めを慎重に行っています。この調製法では、精液中の菌やウイルスといった異物も取り除くことができ、感染のリスクを回避するのにも有効なので、安心して人工授精に用いることができます。
生殖補助医療の際の受精法としては、一般的な体外受精、顕微授精のほか、少ない精子でも体外受精が可能な媒精方法があります。
造精機能障害で精液状態が良くない男性不妊の方でも、特殊な試験管を使って調製することにより、良好な精子をより濃縮して集めることが可能です。当院では、このような独自の精液調製法によって、他院では顕微授精でなければ妊娠が難しいとされ、第一子は顕微授精で授かったというような方々に対して、ステップダウンを実施。体外受精を行い、第二子の妊娠・出産に成功しています。また、他院での顕微授精で妊娠されなかった方々に対しても、体外受精を行うことで妊娠・出産に成功しているのです。
顕微授精を選択せざるを得ない場合には、そのDNA損傷の少ない良好精子の中からより慎重に選別します。また精子精密検査として、精子頭部を薄く染色することで空砲の有無を見る『精子頭部空砲検査』、電気泳動法によって精子細胞内に損傷したDNAの断片がないかを見る『精子細胞DNA検査』、精子頭部に受精に必要な先体があり、機能するかをみる『精子先体反応検査』などを行うことで、ご主人の精子の状態を正確に把握し、その結果をその後の治療にフィードバックさせています」

顕微授精でなければ難しいとされていた方が、より負担の少ない体外受精で妊娠されているということが、『岩端医院』の精液調製法がいかに画期的なものであるかを裏付けているといえるでしょう。
毎月1回日曜日に、男性不妊外来が行われています。お仕事で忙しい男性にも通いやすい曜日設定が嬉しいですね。


卵管環境に近い作業環境、
個別培養などで胚への負担を軽減

『岩端医院』では、医師を筆頭に不妊カウンセラー、体外受精コーディネーター、看護師、胚培養士、医療事務といった各専門スタッフが、患者さまに「知ってもらう」こと、そして「選んでもらう」ことに尽力しています。胚培養士などのスタッフによって無料で行われている『不妊相談』(電話予約が望ましい)は、実施情報、空き情報が待合室のホワイトボードとホームページで随時告知されており、利用しやすく工夫されています。

「当院は、体外受精のための排卵誘発法などは、可能性を重視した世界標準の卵巣刺激を中心に据え、患者さんの卵巣の反応性をもとに最適なものをご提供しています。いわゆるスタンダードな方法を採用しています。しかし、胚移植はあえて最近主流となっている胚盤胞移植ではなく、採卵2、3日目の分割期胚を戻す方法をおすすめしています。桑実胚から胚盤胞になる時期は、胚を構成する細胞が赤ちゃんになるか、胎盤になるかが決まってくる重要な時期なので、人の手を加えたり、光をあてたりしないほうが安全だと考えているからです。また、最近流行りの胚の発育を自動的に撮影する培養器は、培養液の量が少なく、光が何度もあたるため、胚の負担になります。一方、当院が、不妊治療専門施設でも珍しいガス循環型の卵管内の環境に近いクリーンベンチ内で胚の観察や作業を行ったり、ミニボトルを用いた個別培養タイプの培養器を採用したりしているのは、胚を取り囲むガス濃度や湿度、培養液のpHといった環境の変化を最小限にできるからです。
私が治療の取捨選択の基準にしているのは、いつでも、将来、赤ちゃんとなる胚への負担の有無です。なぜこの治療方法をおすすめするのか、患者さんにご納得いただける説明を心がけていますが、聞きそびれたことがある方、疑問が解消できなかった方には、不妊相談をどんどん活用してもらいたいと思っています」

複数の学会に参加され、国内外の論文に目を通し、安全で有効とみなした知見は積極的に取り入れてきた『岩端医院』。高度な生殖補助医療の技術をいち早く導入するなど、時代の最先端をゆく高感度な面と、子どもに与える影響などを鑑み、非常に慎重な面の両面が絶妙なバランス感覚で存在しています。そこには、岩端先生の“常識を疑う確かな力”“真実を見極めようとする力”がいかんなく発揮され、岩端哲学が生み出した“赤ちゃん思いの不妊治療”が誕生していました。アットホームな雰囲気の、ご夫婦と家族の幸せな未来を安心して託せそうな『岩端医院』でした。



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