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流産と不育症

不育症とは

妊娠はしても、2回以上の流産・死産もしくは早期新生児死亡を繰り返し生児を得られない状態

超音波検査によって子宮内に胎嚢が確認されてはじめて、臨床的妊娠となります。この臨床的妊娠2回続けて中断したケースを反復流産、3回以上続けて中断したケースを習慣流産といいます。反復流産は全妊娠の4.2%、習慣流産は全妊娠の0.9%。仮に3回の流産を経験しても、その合間に生児を得ている場合には、習慣流産とは考えません。

不育症は、単一の診断名ではなく、複数の病態を含んでいます。平成20〜22年度に調査研究を行った厚生労働科学研究班(研究者代表/富山大学教授・斎藤滋)によって、「妊娠はするけれど2回以上の流産(反復流産や習慣流産)・死産もしくは生後1週間以内に死亡する早期新生児死亡によって児が得られない状態を不育症とする」と定義づけされました。

なお、血中ないしは尿中のhCG値による妊娠判定で陽性と確認されたものを、生化学的妊娠(以前は化学的妊娠と呼ばれていました)といいます。胎嚢が見える前にhCG値が陰性になったケース、つまり生化学的妊娠の中断は日本産科婦人科学会では流産としてカウントしていません。

不育症は、検査方針やリスク因子ごとの治療方針が定まっていなかったために上記の厚生労働省研究班が発足され、平成23年3月に「不育症治療に関する再評価と新たなる治療法の開発に関する研究」というかたちで報告がなされました。くわしい内容は、下記のサイトでご確認いただけますので、ぜひご覧になってください。本サイトの不育症に関する情報は、この厚生労働省の研究内容と提言を参考にしています。 Fuiku-Labo フイクーラボ http://fuiku.jp/

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