[1] 霧の中 

 ぶた姫

2007/01/28 09:39

まいろさん

その節は色々とありがとうございました。
また今回もアドバイスありがとうございます。

昨年からの自分の体調管理の事では本当に参りました。
ずっと霧の中から抜け出せない状態が続いています。
不妊治療を始めなければ全く起きなかった、知らなかった問題ばかりです。

私の英語力が乏しいせいでアメリカの治療には本当にストレスを感じます。昨日は、日本人のドクターと話しをするために2時間近くかけて行ってきました。レジオロジストのレポートには「5ｃｍの筋腫があり、子宮が少しゆがんでいる」とレポートにはかかれているようです。
そして日本人ドクターは、子宮が歪んでいるようでは着床しにくいからと私に手術を勧めました。
でも、どうしても開腹手術が怖いのです。

そして前回、ドクターがはっきりと言ってくれないと書きましたが、これは夫と私のコミュニケーション不足だったとわかりました。担当医は、「手術をする事を勧めるが、絶対にしなくてはいけないという問題ではない」と言っていたようです。どちらにしても開腹手術をしたくないのです。

今は日本でもアメリカでも（イギリスはわからないですが・・）切らない筋腫治療として「UFE」や「RgFUS」という治療法もあるようですが、どちらも新しい治療で妊娠に与えるリスクがはっきり出ていないようです。

まいろさんは開腹手術でしたか？
開腹手術をした場合、出産は帝王切開になるとよく聞きますが、まいろさんは帝王切開で出産されるのでしょうか？
私は注射や痛みにすごく弱く、筋腫の手術で開腹して、その後子供を授かったとしても帝王切開と最低2回体にメスを入れなければならない事に耐えられそうにありません。ラバロで手術できればいいのでしょうが、近所に対応している病院があるのか全く情報もありません。

でも先日Web動画ニュースで「ジャガー横田さん」の出産秘話のようなものを見ました。ジャガーさんは筋腫手術をしていたのに、ハワイでは帝王切開ではありませんでした。なので開腹をしても普通もしくは無痛分娩が可能なのかと思ったりかなり混乱しています。
ジャガーさんってどんな手術をしたのでしょうね。

私の主治医（不妊クリニック）は電話で用件を済ませたいようです。そもそも不妊クリニックでは筋腫の専門ではないと思うので関わりたくないのかもしれないですが、本来あるべき医師の姿ではないと思います。
普通レントゲンを見て、レジオロジストのレポートと自分の持っているエコーの写真など見比べて総合的にアドバイスしてくれるのが医師だと思うのですが、簡単にアドバイスされて、結果「電話で手術するかどうか連絡をくれ」って言われても・・・

なんだかストレスが溜まりすぎて死んでしまいたい気分です。支離滅裂な文章になりましたが、「筋腫手術が怖い＞子供欲しい」なんですよね。少し辛くなってしまったので今日はここで失礼します。

[2] Re: ぶた姫さんへ 

 まいろ

2007/01/28 07:21

お気持ちよくわかります。
私がイギリスに来て初めてオペ（ラパロ）の話になった時に
もちろんお腹を３ヶ所も切るなんてもってのほかという感じでしたので
パニック状態で日本のサイトなんかを穴が開くほど調べたりしたのですが
日本は海外ほど積極的ではなくて、切るのは最後の手段という感じだと読んだ事があります。

そこでイギリスでいろんな人に聞いて回ったのですが（日本人以外）
全員揃って「何を悩んでいるの？！オペを受けるべきよ！」
と言われ、イギリスではラパロは普通でそこまで騒ぐ気が知れないと言われました。

そこで、何もせずに悪化するよりはお腹を開けてもらって
悪いところがあれば処置をしてもらい、問題がなければ
それで安心じゃないかと思って勇気をだして受けました。
実際傷は１センチくらいの切り傷が３ヶ所で、そのうちの
１つはおへその所から切ってもらったので傷は目立ちません。

ぶた姫さんのオペがどのようなオペになるのかはわからないのですが
私の場合は２回ともラパロだったのですが、腫瘍が大きくなりすぎて
このまま放っておくとラパロではなく本当にお腹を
ぱっくり切って取り除くしかないと言われ急遽オペを
受けたのですが、それでも結構な大きさになってしまって
いたみたいで、中で切り刻んで崩して小さくしておへその所から
全て取り出したと言われました。

素人意見なのですが、子宮が歪んでいるのはもしかしたら
子宮が中で癒着を起こしていたりする可能性とかはないですか？
そういうのを知る方法はやはり腹腔鏡（ラパロ）が一番のようです。

そして帝王切開の件ですが、上にも書いたとおりラパロの
開腹手術はとても小さい傷口なので帝王切開にはまずなりませんよ。
私は逆子等の問題さえ起きなければ自然分娩の予定です。

それにしても、第一の不安の原因はもしかしてぶた姫さんが先生に対して
不信感がある事ではないでしょうか？
私は最初に受けたオペの先生は結局ヤブ医者で、お金のために必要の無い検査までさせられ
オペを受けたものの結局は原因を突き止めながらも何の処置をしてもらえず
先生を変えて受けた２回目のオペでやっときちんと処置をしてもらえたという感じで
本来なら１回のオペで済んでいたかもしれない悔しさと
あの時なんで他の先生に変えて欲しいと言えなかったのだろうと思いでいっぱいで
そんなことは言っても後悔先に立たずでしたが。

なので、もしお医者さんに不信感があるようでしたら
時間はあまり無いかもしれませんが、病院や担当医を
変えられてセカンドオピニオンを聞くのも１つの方法だと思います。

不妊治療と筋腫のオペ、そして先生への不信感での中で
決断を迫られてどどうしていいかわからなくなって
パニックになってしまう気持ちよくわかります。

先生と良く話し合う事が一番だと思いますが、もしオペが怖いというだけの問題であれば
先生にどういうオペになるのかを納得がいくまで聞いてください。
アメリカでは病院で通訳はつけられないのでしょうか？
私も医療用語はわからなかったし、なんとなくわかった
では済まされないと思ってオペの説明の時は通訳をつけてもらい、リスク等とことん聞きました。

筋腫の場所が知りたいですよね。

勝手な事をいろいろ書いてしまいましたが、ぶた姫さんが
霧の中から抜け出せるよう前面協力しますので私でよければ
いろいろ話してください。愚痴でも弱音でもなんでも！

[3] ラバロでの手術 

 ぶた姫

2007/01/28 09:52

ラバロで筋腫の手術をされたのですね。
ラバロでの筋腫手術はイギリスでは特別なものですか？

アメリカで色々な方に質問してみた所、皆さん開腹手術の方ばかりでラバロで手術をした人にお会いした事がなかったので絶望的だと思っていました。
以前、某掲示板で拝見した投稿では、ラバロ手術だと妊娠した時に子宮が裂けるため妊娠希望の人は開腹になると書かれていたのですが、やはりそのような事は無いのですね。開腹を進める医師って面倒だからなのでしょうかね？

通訳はなかなか厳しいです。
一つ大きな大学病院では通訳さんがいて、医師が必要な場合に利用できるようですが、その病院はとても有名な所で色々な研究や実験をしている所なので出来れば行きたくありません。今の病院では通訳サービスはないようです。でも、まいろさんの話を聞いて少し安心しました。

昨日から本当に気分が悪くて、今まで寝ていました。
夫とも電話で喧嘩してしまいました。ラバロの手術ならあまり拒否反応はないので、取り扱っている病院があるか調べてみたいと思っています。

また少し経ったら気分が落ち着くと思うので、また遊びに来ます。ありがとうございました。

[4] Re: ぶた姫さんへ 

 まいろ

2007/01/29 22:33

なるほど、やはり勝手が違うようですね。
イギリスは私が思うにアメリカと同じくらい、もしくは
それ以上に人種の坩堝なので、病院側で前もって予約をすれば
通訳をつけてくれるのです。
病院によっては対応していないところもありますが。

ラパロはイギリスでは一般的ですね。
私が受けたように、ただの検査だけでもラパロで見るくらいです。
私が聞いた時のラパロのリスクは、他のオペと同様に
オペの時に他の部分も傷つけてしまう可能性があるが
その時はもちろんきちんと処置をするがという事でした。

ラパロは本当に最小限の切り傷で処置をするので
開腹オペよりは負担は軽いと思います。

アメリカではラパロはあまりやらないのですかね？
選択肢として日本で受けると言う事は考えられますか？？

身体のことなのでとても悩むと思います。
私は自分のオペを受ける時に日本のサイトを調べまくっていた時に
医療相談ができるサイトを見つけ、そこでアドバイスをもらいました。
きちんと先生がお答えてくださるので、気持ち的には
とても楽になりました。

もし興味がおありでしたらアドレスを添付しますので
おっしゃってくださいね。

[5] Re: ぶた姫さんへ 

 ぶた姫

2007/01/31 06:25

まいろさん、こんにちは。
通訳・・・恐らくスパニッシュと韓国語はありそうですが、日本語は難しいかもしれないでです。出産した友人は電話の通訳サービスを利用したようですが、この費用は誰が負担するのかわからず怖くて使えません。少なくとも今通っているクリニックの病院では通訳サービスは無いと言われました。

ラバロ、もちろんアメリカでも良く聞く名前です。しかし筋腫の手術でラバロをしたというのはあまり聞きません。某掲示板で尋ねた時もほとんどの方が開腹でした。

私はどうしても開腹を避けたいので、夫と話し合って日本で検査＆手術をする方向で検討中です。アメリカでも探せばラバロの名手はいるのでしょうが、私達外国人にはその情報網がありません。特にアメリカ人は不器用な人が多いですし、今のドクターには不信感が高まりすぎて信用できないのです。

アメリカに留学中の日本人医師が近所に住んでいて、先日助けを求めました。専門科は違いますがやはり医師としての視点から色々とためになる話を聞く事ができました。ラバロ、成功すれば簡単で回復も早いそうですが、失敗する可能性も高く、万が一失敗すると大変な事になるそうです。それに場所や角度によっても適応できない場合もあるそうです。この方の知り合いで専門家がいらっしゃるようなので、先方の了承が得られれば相談させてもらえる可能性が出てきました。

万が一、この先生からアドバイスが頂けなかったら、またアドレスを教えてください。よろしくお願いします。

まいろさんは、腹腔鏡も成功し、妊娠も順調ですね。私も同じような経過をたどれるといいのですが、果たしてどうなる事やら・・・
しばらく待ちになります。

また報告しますね。
本当にありがとうございました。

[6] Re: ぶた姫さんへ 

 ストぴっちゃん

2007/02/11 12:59

初めまして。ストぴっちゃんともうします。私は不妊治療暦１０年以上・高齢・アメリカ在住です。

昨年３月にアメリカでラパロを受けました。１０年前に日本でも受けたことがあるので、何もためらいはありませんでした。ただ、日本では二泊三日の入院だったのですが、アメリカでは入院なし、しかも１７時頃からの手術で２１時に病院を出ました。早すぎです！ が、しかし、その後言われていたような痛みもなく（私が痛みに鈍いのかも？）全然大丈夫でした。
私の主人は日本語も喋るアメリカ人なのでその時は通訳さんをつけませんでしたが、その病院では無料で通訳さんがついてくれます。もしぶた姫さんが近い州に住んでいれば来れるんですけどね。

結果として私はまだ妊娠に至っていませんが、同じように異国に住んで同じ悩みを持っている者として話し合えれば幸いです。

[7] ストぴっちゃんさん 

 ぶた姫

2007/02/12 02:48

メッセージありがとうございました。
あれからまだ何も進んでいません。
周りに日本人ドクターが数名いて、先日は他の方（アメリカで内科の医師をしている）に聞いてみました。皆さん婦人科の専門ではないですが、女性として一緒に悩んでくださいました。

ストぴっちゃんさんは、アメリカでラバロの筋腫手術をされたのですね。お医者様から筋腫の手術を勧められたのでしょうか？切るべきか切らないべきか、次のお医者様に行くにも「切りなさい」と言われるのが怖くて私は病院に行けないのかもしれません。
筋腫の話が出てからは夫と何度も喧嘩して、離婚まで考えました。なので夫もこの件に関してはかなり慎重になっていて何も行動を起こさないまま月日が流れています。最近はもうこのまま、夫婦穏やかに過ごしたいと思ったりもしてしまいます。
毎日零下。気分転換しようにも寒くて外にもいけないし鬱々しています。

ストぴっちゃんさんはラバロの後不妊治療再開されましたか？今の病院は好きですか？
私は前回の異常妊娠で辛かった時、ドクターは何も私の不安を取り除くような言葉を言ってくれなかった事と子宮筋腫を見落とした事でかなり不信感を抱いています。
ストぴっちゃんのご主人は日本語と英語を話されるのですね。すごい！力強い味方がいてうらやましいです。
お互いに良い結果が得られると良いですね。

[8] Re: ぶた姫さんへ 

 ストぴっちゃん

2007/02/12 14:48

ぶた姫さん、ごめんなさい。ぶた姫さんのこれまでの経緯・ぶた姫さんとまいろさんのやりとり）の読み方と私の書き方が足りませんでした。私がラパロを受けたのは筋腫のためではありませんでした。ただ、IUIを数回受けても結果が出ないし、（以前日本では２６回、アメリカではそれまでに３回）以前のラパロから１０年も経っているので、「もう一度直接お腹の中を見てみよう」とのドクターの勧めでした。結局前回のラパロでも治療した内膜症がまた発生していたので、その治療を再びしました。
ぶた姫さんの場合とは事情が違うのであまり言えないのですが、でもお腹の中というのは実際に目で確認しないとわからない事があると思います。ラパロではお腹を切ると言っても３個所を小さく切るだけなのであまり手術という実感はありません。リスクも少ないかな？と思います。

私はラパロ後に２回IUIをしましたが、結局妊娠には至らず、今はしばらく治療を休んでいます。年齢を考えると休んでる余裕なんてないんですけどね（笑）

参考になる事が全然書けなくてすみません。ただ、一つだけ言えるのは、私は私のドクターは好きです。いい先生でとても信頼してます。やはり不安を抱かせない、信頼出来るドクターに治療してほしいですよね。

ホントに毎日零下の寒さで鬱々してしまいますが、でもどういう形でも必ず春は来ます！って信じていたいですね。

[9] ストぴっちゃんさん 

 ぶた姫

2007/02/14 07:50

内膜症のためにラバロをされたのですね。
私も、2年前に日本のクリニックで子宮ガン検診を受けた時に内膜症の疑いがあると言われ血液検査をしました。妊娠を望んでいる事をお話した所、半年以内に妊娠しなかったらアメリカのクリニックで内膜症の検査をもう一度受けてくださいと言われたのがきっかけで、今のクリニックへ行きました。私が受けた内膜症の検査とは、子宮の内膜をちょきちょき切り取り、最後にバキュームで吸い取る検査だったのですが、とても痛かったです。それ以外にも子宮の中にお水を入れてウルトラサウンドで中を見たり、卵管造影の検査もしたのですが、これで筋腫が発見されなかったのです。何も異常なしと言われIVFをはじめたにもかかわらずこの結果でした。

ストぴっちゃんさんは信頼できるお医者様にかかられているようですね。うらやましいです。私も昨日夫と話し合って私が前々から行きたかった病院（少し遠いですが）に行ってこのまま切らずに不妊治療が可能か聞いてこようかと思っています。きっとアメリカにも私にぴったりのお医者様がいるはず！
振り出しに戻って病院探しから始めようと思っています。