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不妊治療の病院・口コミ情報

松本レディースクリニック 不妊センター
院長 松本和紀 先生

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口コミ・評判

きちんと説明してくれ、良い病院だと思います。

看護婦さんがとても優しく、きちんと説明してくれて安心出来ます。

待合室はふかふかのソファーで雑誌がたくさんおいてあります。

不妊治療に力を入れている。スタッフの対応が親切。

先生は説明もきちんとしてくれるし、看護士さんは親切だし待つ価値のある病院です。

綺麗でスタッフの対応も丁寧な病院です。

不妊専門の病院なので妊婦さんに会うことがなくて良い。

病院という感じがしない。落ち着ける。


インタビュー

「働きながら治療し、産み、育てる」
仕事も妊娠も諦めない選択

『松本レディースクリニック』(東京)の院長松本和紀先生が池袋東口から徒歩6分の地に開院されたのは、1999年のこと。すでにこの地で約20年にわたり、不妊に悩むご夫婦の夢を叶えてこられました。2012年には、体外受精などの生殖補助医療を専門に行うクリニックとしてリニューアル。近年は、仕事を持つ女性も治療を続けやすい診療体制に。また東京産婦人科医会の副会長(2017年現在)としても、不妊の患者さんを取り巻く環境を根本から変えるべく改革に奔走されているドクターです。

産みたい人たちが産む人生を
諦めなくても良い社会づくりが命題

『松本レディースクリニック』は、年末年始以外は休診がないそうですね。土曜日の午後や日曜日も診察をされるなど、働く女性が増える中、仕事と不妊治療を両立しやすいように配慮されていると感じます。

「日本の未来を見据えたとき、私たちのような不妊治療のクリニックも、できるところから変えていかなくてはならないと考え、まずは診療時間から見直したのです。 この国は、今後、1年に数十万人ペースで人口が減少していきます。毎年、中核市が丸ごと消失するような状況なのです。厚生労働省の発表によれば、2016年の出生数は統計が開始された明治以来はじめて100万人を割って約98万人となり、一方、死亡数は戦後最大数となる人数で130万人を超えました。つまり、2016年には30万人を超える人口が失われたわけです。近い将来、65歳以上の年金受給者の方1人の暮らしを20歳〜64歳までの方2人以下で支える時代が訪れることは免れません。さらに言えば、20歳〜64歳までの方が、結婚しているしていないにかかわらず、1人だけで65歳の方1人の暮らしを担う、すなわち2人分の暮らしを若い世代が稼いでいかなければならない時代も、遠くない将来に訪れるでしょう。日本は、すでに男女問わず、働ける方、働きたい方には働いていただかなければ成り立たない社会になっているのです。

このような社会にあって、仕事を持つ女性が不妊治療を受けることになったとしましょう。不妊治療には、この日に治療を行わないと妊娠の確率が大きく下がるというような動かしがたいスケジュールが存在します。それでも、仕事のほうも、シフトが動かせなかったり、ご自身が担当されるプレゼンや企画会議があったりと、休むに休めない日もあるでしょう。職種によっては、ほとんど不妊治療に時間が割けない方もいらっしゃいます。毎回、仕事か治療か、難しい選択を迫られ、治療が長引いてくると、どちらかを諦めざるを得ない方が出てきます。

産むことを切望される方々に、通院するのが困難という理由だけで、仕事ないしは治療を諦めさせるようなことがあってはならないと思うのです。池袋に『松本レディースクリニック』を開院して20年近くなりますが、最近になって休診日を年末年始のみとし、土曜日の午後や日曜日も診療を行うことで、働く女性が通院しやすい環境を整えました。日曜日だけは予約制ですが、それ以外は受付時間内であれば、いつでも来院していただくことができます。予約制ではない分、どうしても待ち時間が長くなる日や時間帯も出てきます。それでも、“来院を指導された日なのに予約が取れない≠ニいう状況や急な仕事が入って予約時刻に間に合わなくなり、治療をキャンセルせざるを得なくなった≠ニいう状況よりは、通えるときに通うことができ、はるかに仕事と不妊治療の両立が容易になると考えます」


理想はペイシェント・センタード・ケアと
法律による不妊治療に通う権利の保障

「私たち『松本レディースクリニック』が理想とし実践しているのは、ペイシェント・センタード・ケア(患者さまの立場を中心に考えた医療)です。とはいえ、時には難しい選択を迫られることもあります。例えば、患者さまの終業後の通院の利便性だけを考えれば、毎日診療するだけでなく、診療受付時刻もさらに遅くしたいところです。とはいえ、どこかにだけ集中的に無理を強いるシステムは破綻します。社会の変化に対応しながら、みなががんばることで、みなが嬉しい、そのようなバランスのとり方を探っていきたいと思っています。
また、すでに働く女性が妊婦健診を受ける権利は法律で守られていますが、不妊治療を受ける権利は法制化されていません。2017年から厚生労働省は企業向けに『事業主の皆様へ 従業員が希望する妊娠・出産をするために』というリーフレットを配布し、不妊治療への理解を求める啓蒙活動を行っています。職場における取り組みとして、プライバシー保護への配慮、不妊治療時に利用しやすい制度の例をあげて検討を促していますが、不妊治療を目的に利用できる独自休暇制度やフレックスタイム制の導入を行っている企業は、まだ限定的です。私は、働きながら不妊治療を受ける権利も、一刻も早く法律で保障されるべきだと思っています。女性が働きながら、妊娠を目指し、出産し、そして仕事に復帰できる社会に変わっていくためには、もはやマスト(必須)!ではないでしょうか」

松本先生は、目の前の患者さまと真摯に向き合われるだけでなく、不妊治療を受けるすべての女性のために『松本レディースクリニック』の院長としてだけでなく、東京産婦人科医会の副会長としても、通院しやすい環境を整えるべく奮闘されています。「何かを変えるために、まずは自分たちが変わることをいとわない」という松本先生の姿勢には、感銘を受けました。


人生は限られています。早く妊娠して、
その先の人生に時間をかけてほしいのです

今まさに、不妊治療を受ける病院選びをされている患者さまに、ぜひとも伝えておきたいメッセージがあれば聞かせていただけますか?

「私たち『松本レディースクリニック』では、不妊検査で見つかった原因や不妊歴、奥さまのご年齢などを考慮したうえで、最善の治療方法をご提案します。それでも、タイミング法からスタートしたご夫婦が、なかなか結果がでなかったとしましょう。それでも自然に近い妊娠にこだわって同じ治療を何年も続けるのか、体外受精に踏み切って早めに子育てを開始するのか……。何に価値を見出すのか、最終的に選ぶのはご夫婦ですが、たくさんのご夫婦の妊娠をサポートしてきた生殖補助医療指導医の立場からは“早い妊娠”を選ばれることをおすすめしたいと思います。私たちに与えられた人生の時間は限られていますから。妊娠は、決してゴールではなく、むしろ“子どもを育てる”という新たな人生のスタートなのです。
焦らされているように感じる方もおられるかもしれませんが、このようなお話をするのには訳があります。晩婚化が進む日本において、初婚年齢はどんどん高くなっており、2016年の女性の初婚平均年齢は29.4歳になりました。それにともない第一子出産時の平均年齢も上がっており、同年は30.7歳に。ここ東京都だけに限るとさらに高く、32.3歳でした。結果、不妊治療施設の初診時の平均年齢もあがっていて、現在は全国平均で約39歳といわれています。もう、加齢による卵子の質の低下がはじまっている年齢です。体外受精や顕微授精などの生殖補助医療を持ってしても、落ちてしまった卵子の質をもとに戻すことはできません。妊娠を急ぐ必要のある方が大多数という現場の実情が背景にあるのです」

松本先生は、手段にこだわり過ぎずに大切な夢を叶えて欲しいと話されます。「誰もが、体外受精よりも自然妊娠を望まれますよね。それは、とても自然な感情です。でも、実際、どう妊娠したかは、その後の人生に大きな影響は与えません。では、子どものいる人生か、そうでないかを選ばなければならないとしたらどうでしょうか。もしも子どものいる人生を希望されるのであれば、まずは早く妊娠することを目標にしていただきたいのです」と。


不妊カウンセラーの有資格者数は全国屈指。
幸せな未来を一丸となってサポートします

「イギリスで、世界で初めて体外受精による子どもが誕生したのが1978年。遅れること5年、1983年に日本で初めての体外受精児が生まれました。世界初から40年の歳月が経ち、日本では子どもの19人に1人が体外受精や顕微授精で生まれる時代になりました。周囲に体外受精でお子さんを授かった方が増えているためか、患者さんの生殖補助医療への抵抗感も開院当時よりもだいぶ低くなっているように感じます。安全性も確立した今、もはや体外受精は特殊な治療ではないのです。 ただ、このような流れの一方で、私たち不妊治療医が懸念しているのは、時に不妊治療が夫婦生活の機会を奪うことになっているということです。タイミング法が長引くと夫婦生活は子作りという仕事になってしまい、夫婦生活から興奮や喜びが失われていきます。そのような状態で人工授精に進むと、セックスレス夫婦が急増します。“人工授精や体外受精”=“仕事からの解放”になってしまうのです。卵管が両側ともに完全に閉鎖しているとか、精液中にまったく精子がいないとか、決定的な理由がない限りは、誰しも自然妊娠の可能性がないわけではありません。だからこそ『松本レディースクリニック』では、人工授精の翌日にも夫婦生活を持つようにおすすめしています。
お子さんは体外受精で授かったけれども、ご夫婦が離婚してしまうケースもあれば、片やお子さんは諦めざるを得なかったけれども仲睦まじいご夫婦もおられます。新しい家族を求めた二人が不妊治療を受けたばかりに、家族のはじまりであった大切なパートナーを失うようなことがないように、互いを労わりながら妊娠を目指すことはとても大切ですね。『松本レディースクリニック』は、患者さまの心のケアを非常に重視していますので、スタッフには積極的に『日本不妊カウンセリング学会』実施の養成講座への参加を促しています。2017年現在で、すでに7名の不妊カウンセラー、2名の体外受精コーディネーター資格取得者がいます。ここまでの人数が資格を取得している不妊治療施設は全国でも珍しいのではないでしょうか。ストレスがわずかなりとも取り除かれることで、体調がよくなることもあります。患者さまの心の負担を軽くし、不安を解消し、納得しながら治療を受けていただくことも、早い妊娠の後押しになると思っています」

『松本レディースクリニック』では、不妊カウンセラーでもある看護師長を中心に行われているカウンセリングのほかに、不妊カウンセラーによるフットケアの施術も行われています。やわらかい灯りがともる中、手の温もりを感じながら言葉を交わす時間は、きっと体の疲れだけでなく、心もほぐしてくれることでしょう。
妊娠という結果を出すためにデータだけを追うのではなく、「好きな仕事は辞めなくても済むように」、「治療が夫婦仲を裂くことのないように」と、常に一人の女性の幸せな未来を広い視野を持って支えようとされている松本先生。『松本レディースクリニック』は、単なる不妊治療施設ではなく、夫婦の幸せをともに探してくれるクリニックだと感じました。


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