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池袋えざきレディースクリニック
院長 江崎 敬 先生

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インタビュー

ドロップアウトが妊娠を遠ざける。中途半端な治療では何も得られない。最後までやりぬく覚悟が大切

「不妊治療を最後までやり切れば、8、9割の方が妊娠されるはずです。でも実際にはもっと低い。これは精神的に疲れ果てて治療をドロップアウトしてしまう方が多いから。本当にもったいないことです」と語ってくださったのは、『池袋えざきレディースクリニック』(池袋)の院長・江崎敬先生。ドロップアウト防止のため、まず初診時に患者さんとしっかり向き合い不妊治療に対する意識革命を行いました。さらに医師3名の診療体制にし、待ち時間の短縮に取り組んだところ、数時間待ちから30分待ちにすることに成功。仕事しながらでも通いやすいと評判のクリニックになっています。

不妊治療という山は簡単な装備で登れる山ではありません。不妊治療医は山岳ガイド。ルート、ペース配分はガイドにお任せください

「不妊治療は山登りと同じ」と、江崎先生。『池袋えざきレディースクリニック』では、これから登る山はどんな山か(不妊治療とはどのようなものか)、どのようなルートで登ればよいか(どんな治療方針で進むべきか)について、初診時にドクターが直接30分〜1時間ほどかけて、じっくりお話してくださるのだそう。治療のスタート時に、これから登る山についてきちんと知ってもらうことが肝心なのだと、お話しくださいました。

「“自分は健康だから、きっと簡単な一般不妊治療で妊娠できるはずだ”という過信と誤解が、不妊治療を先の見えない辛い治療にしてしまっていると、私は思っているんです。

不妊原因には不調を自覚できないものが多いですし、日本人は不妊を周囲にカミングアウトする人も、まだまだ少ないですよね。すると、身近な人から直接、体外受精などのART体験を聞くチャンスは少なくなり、どうしても不妊治療に対する認識が甘くなりがちになってしまいます。結果、自然に近い妊娠にこだわり過ぎて時間を浪費し、タイミング療法や人工授精などの一般不妊治療の段階で悩み苦しみ疲れ果てて、ドロップアウトしてしまうのです。それは、たいへんもったいないことだと感じています。

体外受精などのARTに対する認識も甘く、1回受ければ妊娠できると勘違いされている方も多いのが現状です。胚移植あたりの妊娠率は、成績の良いクリニックでも、せいぜい4割程度。平均でも、ARTを数回受けて妊娠されるのが一般的です」

不妊治療の山は、そこそこ高い。それでも、正しい服装と装備でルートを誤らなければ、大概の方は登れるはずの山なのだと、江崎先生はおっしゃいます。

「私たち、不妊治療医は山岳ガイドです。その方の体力や技術、時間制限などをふまえて、最適なルートをご提案します。その計画を実行するかどうかを決めるのは患者さんですが、ルートやペース配分の見極めは、ぜひ不妊治療のプロフェッショナルであるガイドに委ねていただきたいと考えています」


仕事との両立の鍵は「通院のしやすさ」です。不妊治療は都合のいい日だけではできません。長かった待ち時間を30分に短縮成功!

「不妊治療においてインフォームド・コンセント(説明と同意)は重要です。その治療法の長所や短所、その方のご年齢での妊娠率、費用など、やるかやらないかをご夫婦に判断していただくための【説明】はきちんといたします。ただし、余分な【解説】はしないという当院のポリシーを初診時にご了承いただいているのです。

このように患者さんの意識が変わってくると、診察室でのお話は本当に必要なことだけに限定されてきます。その結果、2時間だった待ち時間が30分にまで短縮しました。当院の患者さんは、仕事を持つ方が99%。待ち時間の短縮によって、仕事と通院の両立がしやすくなったと喜んでいただいています。

不妊治療では生理や排卵のタイミングなどで通院日が決まってくるため、患者さんの都合のいい日や時間だけで治療が出来るわけではありません。仕事を持ちながら不規則な通院をするためには、“通院のしやすさ”が治療を継続できる鍵となります。当院では、待ち時間を短縮することによって出来る限り患者さんのサポートをしたいと考えています」

患者さんの大切な時間を浪費しないという江崎先生の治療方針は、不妊治療の進め方にも表れています。

「本当の意味で“いい治療だった”と言い切れるのは、妊娠された“最後の1回のみ”なのです。治療を始める前にそれぞれの患者さんにとっての“いい治療法”がどの治療法かを知ることが出来ればよいのですが、残念ながら最後に妊娠されるまでわかりません。そのため以前はステップアップ治療という画一的な治療がなされてきました。

私は、画一的なステップアップ治療にも大きな問題があると考えています。当院では、一般不妊治療で妊娠できる方かどうかの確認を怠って、無理にARTに引き上げるようなことはいたしませんが、可能性がほとんどないことがわかってからも長々と一般不妊治療を続けることもおすすめしておりません。タイミング療法や人工授精は治療というよりも、体外受精や顕微授精が必要な人かどうかを知るための検査なのです。 “患者さんが希望されているから”というのを言い訳に、高度な治療の必要性を納得してもらう努力を放棄して、患者さんの気が済むまで可能性の低い治療を続ける……、ほかの医療分野だったら考えられないことです」


卵子の老化は30歳から。妊娠適齢期は20歳代

ARTの実施年齢は、一時期は全国的にも上がる一方で40歳を超えたこともありましたが、最近、『池袋えざきレディースクリニック』では、30歳代後半まで下がってきたといいます。

「卵子の老化の深刻さが、認知されてきた証拠ではないでしょうか。30歳代後半になると、妊娠率は1年で2%も落ちていきます。病院サイドの努力で2%妊娠率を引き上げるのは至難の業ですし、そもそもいったん落ちてしまった卵子の質を上げる治療はないのです」

『池袋えざきレディースクリニック』の患者さんへのアンケートによれば、病院選びで重視するのは「1費用」、「2通院しやすさ」、「3技術の高さ」という結果になったそう。実は各病院のホームページの料金表から見えてこない「治療の進め方」が、不妊治療の総費用に大きく影響していると、江崎先生はお話くださいました。

「生殖医療の技術が成熟した今、ある程度のクリニックレベルになると技術に大きな差がないことを患者さんもご存じなのでしょう。では、その一番気がかりな費用ですが、1年一般不妊治療を続けた場合、おそらくかかってくる費用は10万円程度ですよね。妊娠できなくても失うお金が10万円程度なら自然に近い妊娠をじっくり試したいと考えるご夫婦もおられるでしょう。でも、おそらく本当に失うのは、それ以上の額なのです。1年の加齢で妊娠率が低下したり、流産率が上昇したりすることで、妊娠し無事に出産するまでに受けなければならない体外受精の回数が多くなる かも知れないじゃないですか。だからこそ私たちは、“1年でゴールまで走りぬけましょう!”と、お伝えしているのです」


妊娠例の80%以上が体外受精などのARTでの妊娠。ARTは最後の手段ではなく治療の主役です

「どこの不妊治療施設であっても、患者さんがART治療まで続けてくれさえすれば、不妊に悩む患者さんの8、9割は結果的に妊娠できるのです。

当院で妊娠された方の8割は、体外受精や顕微授精などによるART治療で妊娠された方です。不妊検査では原因が見つからなかったご夫婦、一般不妊治療で結果の出なかったご夫婦の多くは、卵子と精子が会えていないピックアップ障害(排卵された卵子をうまく卵管内に取り込めない)の方なのではないかと、私は思っています。

みなさんが思っておられる以上に、体外受精が必要な方は多いということです。

昔は、体外受精などのART治療は最後の手段などと呼ばれていました。今は、不妊治療の主役がART治療なのです」

時に厳しいこともおっしゃる江崎先生ですが、すべては妊娠してほしいと願うからこそ。

最後に、江崎先生から赤ちゃんを待ちわびるご夫婦に、こんなメッセージをいただきました。

「一緒にてっぺんの景色を見ましょう。私たちは、妊娠を希望するご夫婦を安全にてっぺんまでご案内したいのです」


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