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不妊に強い頼れる病院特集

徐クリニック ARTセンター
院長 徐 東舜 先生

徐クリニック院長 徐 東舜 先生

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インタビュー

徐クリニック インタビューTOP写真

ARTが有効な年齢でのチャレンジを!
年間700近い採卵を一人で担っています

2000年に開院した『徐クリニック』(兵庫県)は、2008年、手狭になったとして、西宮市段上町から、同じ最寄り駅(阪急今津線『甲東園』)の緑豊かな西側エリア・松籟荘に移転し、旧クリニックの3倍の面積を有するARTセンターとして新たなスタートを切ります。移転後5年の間に、採卵数は倍増して、ここ数年※は700件近くにのぼるとか。すべての患者さまを院長の徐東舜先生お一人で担当されているというのですから、その数字を知るだけでも、ご奮闘ぶりと手技の熟練が十分に察せられます。
※2016年取材時のデータ。

最大の利点は、医師が私一人という点。
全患者さまを初診から卒院まで診ます

徐クリニック インタビュー写真1

『徐クリニック ARTセンター』のホームページの診療ガイドには、徐先生の治療方針が不妊原因別にフローチャートのかたちで明確に示されています。いつ妊娠できるかは見えなくとも、自分たちが進んでいくことになるであろう“治療の道筋”がわかるので、先を見据えて治療を受けることができます。

「多くの場合、不妊に悩むご夫婦は複数の不妊原因を抱えておられますので、実際には単純にはこれと当てはめられないケースもありますが、不妊検査でおもな不妊原因が見つかったところで、どのように治療を進めていくべきかをお示ししています。

当クリニックの最大の強みは、医師が私一人ということでしょう。すべての患者さまの初診から卒院までを、一貫した治療方針で診させていただけるので、患者さまを迷わせたり、無駄に遠回りさせたりすることはありません。切実な願いを託していただいた患者さまのため、どのような原因があっても対応できるよう、男性不妊外来を設け、卵管鏡下卵管形成術(FT)や子宮内膜ポリープや子宮筋腫の子宮鏡下手術といった日帰り手術も実施し、習慣性流産の検査・治療も行い、【ここでの解決】を目指しています。

また当クリニックでは、不妊検査においては必須の検査とされる卵管の通過性の検査を、子宮鏡下選択的卵管造影で調べています。日帰りで実施でき、一般的な不妊治療専門施設で行われている子宮卵管造影検査に比べると痛みが少ないため、安心して不妊治療に向けての一歩を踏み出していただけるのではないかと思っています。

不妊治療は、加齢による卵子の質の老化、すなわち時間との闘いです。一般に女性の年齢が30歳を超えると妊孕力(妊娠する力)は衰えはじめ、37、38歳を超えると急速に低下し、44、45歳ではほとんどの女性の妊孕力は喪失します。ところが晩婚化の影響で、今や初産の出産年齢は30歳を超え、35歳以上で子どもを望まれることも一般的になってきています。自然妊娠を期待して十分な時間がかけられるかどうかは、女性の年齢次第であることを知ったうえで、後悔のない不妊治療の進め方をしてほしいですね」


自然妊娠が期待できそうな方は抱え込みません。
自己タイミング療法をご指導。通院は不要です

徐クリニック インタビュー写真2

『徐クリニック ARTセンター』は、年間で700件※近い採卵数と伺いました。医師お一人で担当され、しかも高い妊娠実績を上げておられる点で、もはや驚異的と表現するにふさわしい数字ですね。
※2016年取材時のデータ。

「2016年の上半期は、採卵数、移植数ともに院内での実施数としては、過去最高になっていますが、施設として十分、対応可能な数字です。無理をしていないからこそ、結果も出ているとお考えください。人工授精(AIH)などの一般不妊治療を行っていないわけではないのですが、ARTセンターという名が示すとおり、どちらかといえば当クリニックは体外受精・顕微授精などのART(生殖補助医療)に特化した不妊治療施設なのです。

例えば、一通り不妊検査を行って、夫婦生活での妊娠が期待できるかもしれないと判断した方に対しては、毎周期、通院してもらってのタイミング法というのは行っていません。その方の月経周期であれば“周期◯日目から◯日目の間、2日に1度くらいのペースで夫婦生活のチャンスを持たれると良い”というようなご指導だけして、後は、お二人で一定期間、自己タイミングを取るようにお伝えしています。いわゆる待機療法です。そのほうが、奥さまの通院ストレスもなく、ご主人の不妊治療EDを招くこともなく、ずっと結果が出やすいと考えています。人工授精(AIH)は全国平均で妊娠率が5〜10%といわれており、タイミング法の妊娠率は一般的にはそれよりも低いとされていますが、当クリニックでの指導後のタイミング法(排卵誘発を含む)の妊娠率は、2015年の場合、18.5%と非常に高い値となっています。

お伝えした期間で結果が出なければ、夫婦生活だけでは妊娠しづらい原因があると考えて再び来院していただき、人工授精をスタートいたします。人工授精に関しても、有効回数の6回を超えて、漫然と実施することはありません。

不要な方々にまで体外受精や顕微授精などのARTを急がせることはありませんが、加齢による卵子の質の低下がもたらす妊娠のリミットを考え、可能性があるうちに踏み出すことは重要だと思っています」


アンタゴ二スト法&全胚凍結で安全なART。
アゴニスト注射で確実に卵の成熟を促します

徐クリニック インタビュー写真3

2015年のARTでの移植当たりの妊娠率は37.9%とのことですが、何がこのような非常に高い妊娠率につながっているとお考えでしょうか?

「体外受精や顕微授精などのART(生殖補助医療)を行ううえで、患者さまの体の安全は最も重要なことですから、かつては『徐クリニック ARTセンター』でも『卵巣過剰刺激症候群(OHSS)』が起こるリスクが高そうな方に対しては自然周期での採卵をおすすめすることもありました。ただ最近では、ご年齢が高く排卵誘発剤で卵巣刺激を行っても複数の卵子が確保できないと予想できる場合を除いては、ほとんど自然周期での採卵は実施しておりません。

現在、当クリニックの卵巣刺激法は、採卵準備のためにhCG注射を用いる必要がない『アンタゴ二スト−アゴニスト法』(略称:アンタゴ-アゴ)が基本です。OHSSの症状を悪化させる危険があるhCG注射を使いませんので、安全を確保したうえで思い切った数の採卵ができるようになりました。卵巣の反応性の高い方であれば、1度の採卵で40個近い卵子を得られることもあります。従来からの卵巣刺激法であるロング法やショート法では、OHSS回避のため、たくさん育ちそうな場合でも卵胞数が20前後になるように排卵誘発剤の投薬の仕方を加減してきましたが、その必要もなくなったと考えています。hCGを使わないアンタゴ-アゴで採卵し、得られた胚(受精卵)を全胚凍結し、卵巣の腫れがひいてから、理想的な子宮内膜環境に整え、凍結していた胚を融解して移植することで、OHSSの重症化は完全に回避できるようになりました。安全が確保できたのみならず、非常に高い妊娠率も得られるようになったのです。

従来行われていたロング法などでは、採卵前に自身の脳下垂体から排卵を促す黄体化ホルモン(LH)が放出されることがないように点鼻薬(アゴニスト製剤)で抑制してきました。アンタゴ-アゴでは、アンタゴ二スト製剤(注射薬)を採卵直前に短期的に用いてLHの放出を抑制し、hCG注射の代わりにアゴニスト製剤を使って卵に最終的な成熟を促します。ロング法では排卵を抑制するために使われていたアゴニスト製剤を、これまでとは真逆の採卵準備のためのトリガー役として使います。不思議に思われる方も多いと思います。実は、アゴニスト製剤は使用開始直後だけ下垂体に蓄積されていたLHなどのホルモンを大放出させるという特性を持っているため、これを裏技的に利用しているのです。

さらに当クリニックでは、トリガー効果が不確実な点鼻薬タイプではなく、注射タイプのアゴニスト製剤を海外から輸入することで利用。アゴニスト製剤でも、hCG製剤と変わらない確実性で、成熟卵を確保することができるようになりました」


自身のライバルは、過去の自身のみ。
他者と比べないのが良い人生を生きるコツ

徐クリニック インタビュー写真4

「不妊治療が長引いてくるとうつうつとした気持ちになる方もおられると思いますが、心の健康を保つためには、案外、“余計な目標や計画を立てない”のがいい、もしくは計画を立てたとしても、“所詮、思い通りにはならないのが人生”というのを大前提に生きるのがいいのではないでしょうか。予定外こそが当たり前。少し、生きるのが楽になりますよ。思い通りにならないことをくよくよせずに、まずは一生懸命やっている自分を認めてあげてほしいですね。

それから、他人と比較しないことも大事! 私自身も、これぞストレスを減らすコツだと思って実践しています。他院とは競わない(笑)。私が超えたいのは、過去の自分だけ。自分たちが着実に成長していれば評価していいんじゃないでしょうか。これからも、“今日の最善は、明日の最善ではない”という格言を肝に銘じて、質の高い生殖医療を患者さまに提供する努力だけは続けていきたいと思っています」

照れ屋の徐先生は、辣腕の変化球投手(実際は往年のテニスボーイ)。時に、あらぬ方向から球が飛んで来たかと思うとズバリと核心をつかれることも多く、目からウロコが剥がれっぱなしのインタビュー取材でした。最後のメッセージには、患者さまの努力とありのままを肯定する深い思いやりとともに、ご自身への妥協なき進歩を課す強い意志を垣間見た思いでした。そんな徐先生のスタッフへの口癖は、「窮すれば則ち変じ、変ずれば則ち通ず」なのだとか。困難に出会っても、とことん悩みぬくことで変化が生まれ、おのずと道は開かれるもの。だから諦めて悩むことをやめてはいけないという意味。そんな徐先生のもと、『徐クリニック ARTセンター』のスタッフは、妊娠のリミットを迎える前に手を尽くしたいと願う患者さまのため、今日も研鑽を積んでいるに違いありません。


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