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トピックス名: Re: 苦しい気持ち
作成者: ハナタロウ

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No. : 62-2
件名: Re: 苦しい気持ち
名前: ハナタロウ
日時: 2016/02/21 23:51
内容:  ななさん、はじめまして。私は同じような状況で細胞が見つからず、その後養子縁組を選んで親子三人生活になった者です。

 お辛い状況だと思います。細胞が見つかればいいけど、非閉塞性であれば確率は4割・・・残りの6割だった時にどうするか。
 無精子で困る?のは、若くして子どもがのぞめないとわかってしまうことなんですよね。精子さえあればすべて丸く収まるけど、それがない。体は元気だし、心も何も変わってないのに。そこが、一番のあきらめきれないところだと感じています。


 1つのアドバイスとしては、ななさんの中であきらめる部分をもう少し細かくして「どこまでは譲れないか」を考えてみてはどうでしょうか?

 TESEでもしも細胞がない場合には、二人ぐらしか、AIDか、養子縁組(もしくは里親)のいずれかになるかと思いますが、それぞれできることは微妙に違います。

・二人→気楽。おしゃれで少しぜいたくな暮らしもできる。仕事や夢にまい進できる。

・AID→半分は血縁の子を「出産できる」(これが一番のメリットだと思ってます)

・養子縁組→家族になることに血縁は関係ないと気付くことができる


 それぞれの選択の「良さ」は上記のとおりバラバラです。
 旦那さんと話し合うことも大事ですが、まずはななさんがひとりの女性として、どのように生きていきたいか、どうしても譲れないものは何なのか、をはっきりさせておくことが大事なことかと思います。

 参考までに私のことをお話すると、

1:子どもはほしい。育児したい。そこは絶対譲れない→二人暮らし消滅

2:出産はしたい。旦那は「私から生まれた子がいい」という→AIDに決めかける。

3:AIDだと血縁によって家族がバラバラになる可能性がある。旦那だけつながってない、ことが将来けんかやもめごとの際に旦那の疎外感につながったりすると大変なことになる。親戚からは間違いなく「隠せ」と言われ、旦那は出産したのをいいことにそこに乗っかると予想できる(ええ、そんな状況だったんです・・・)

4:出産はしたくても、AIDは無理だ。→改めて養子縁組を考える。
 養子なら血縁上は全員バラバラだけど、言い換えれば全員平等でもある。家族みんな同じ立場で「血のつながりがない」壁を乗り越えるのは、案外悪くない・・・というか、それはそれでいい人生に思える。

5:出産はしなくてもいいのか? →できればしてみたいけど、出産しない方に全員で家族になる未来がある気がするから、できなくても構わない!

 ・・・と、こんな感じで養子縁組にかじを切りました。
 「出産をあきらめる」選択でしたね。

 旦那にもそうしたいと話をして、最初は腰が重かった旦那でしたが、時間のかかる里親登録や民間団体の説明を聞きにいくうち、じょじょにのってくれました。

 子育てしてみたいと思った一番のきっかけは、乳児院の子どもたちと実際にふれあったことのようです。
 男性はけっこう腰が重い人も多いですが、道を決めたら、あとは走りながら話し合っていく、でもいいと思いますよ。

 ちなみに、ほぼ1歳で児相から迎えた長男は、もうすぐ3歳になります。腕白な子なので毎日てんやわんやで、二人の生活だったら叶えられることがいくつもあるなぁ・・・とたびたび思ったりします。
 が、長男をかわいがる旦那や両親のすがたをみていると、この選択をしたことに後悔はありません。産まないことも、それはそれで私の人生の選択だったから、いいんじゃないかなと。


 私はそんな感じなのですが、まずは、AIDや養子についてのサイト検索で情報を集めつつ、ななさんご自身のお気持ちを固めていかれると良いと思います。
 TESEで細胞があれば、顕微授精もできるかもしれませんし、いずれの選択肢にせよ、ご夫婦で満足のいく形に落ち着けることを願っています。



*すみません、最後に付け加えを・・・

 AIDにはリスクもありますが、子どもに遺伝上のルーツにきちんと告知して向き合い、周囲の協力も得られるのであれば、親としての誠実な気持ちは子どもに伝わりますし、親子関係を円満に築くこともできると思います。現実的にはかなりいばらの道ですが・・・

 また、産むことと育てることはほぼ連動しているためか、養子も年齢的なボーダーがあります。生殖医療の道に進まれる場合、確率との兼ね合いで時間が経ってしまうこともままあると思いますが、出産の選択肢は37〜8歳ぐらいまでをめどに考えておくと良いかもしれません〜。

 長々とすみません。  

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