[1] Re: teseをします。 

 べるっち

2010/09/07 11:59

けんぼーさん


はじめまして。
べるっちと申します。

主人も無精子症でＴＥＳＥを受けたことがあります。

男性側ではないので、痛みなどの詳細はお答え出来ないんですが、私の分かる範囲でお話させて下さい。

手術時間は１時間程度だったと思います。
部分麻酔でした。

最初は全身麻酔でお願いしていたんですが、主人が手術台で横になっている時、「本当に全身でいいの？部分の方が痛み楽なのに？」と何度も確認する先生方の会話が聞こえてきたらしいんです。
少しでも痛みが楽な方が良いと、急きょ部分麻酔に切り替えて頂いたと言っていました。

部分麻酔にしたせいなのか、思っていたよりも痛みが少なかったと言っていました。
術後、痛みどめをお願いした時、痛みと同時に足が異常に冷たいとの事だったので、一緒に電気毛布をお借りしました。
薬のお陰なのかも知れませんが、足が温かくなったら、痛みも和らいだそうです。

痛みは個人差がありますが、最低でも１週間くらい続くみたいです。
でも痛み止めに頼るほどの痛みは、よほど何かない限りは２〜３日程度だと思います。
主人は手術当日（術後数時間以内）に１回・退院日（手術翌日）に１回の計２回のみ痛み止めの座薬を使いました。
入院中は点滴に痛み止めが入っていたりするので、点滴を外してからの方が、もしかしたら辛いのかも知れません。

痛みが殆どなくなってからも、糸が完全になくなるまで、ジムは禁止にしていました。
糸が全部なくなるまで、１ヶ月はかかった様な気がします。

主人は幸いにも術後の経過が良く、昼過ぎの手術にも関わらず、夕飯を間食出来るほどの食欲がありました。
でも人によって、麻酔の副作用や、患部の痛みがあり、吐き気や頭痛で食事が出来ない方もいらっしゃるそうです。
その為、私はヨーグルトとゼリーを用意しておきました。
病院は冷暖房が常に作動しているせいか、かなり喉が渇くみたいなので、飲料水（ペットボトル）は２〜３本冷蔵庫に入れておいた方が良いと思います。
また、術後すぐに起き上がれないので、ストローを用意しておくと、飲むとき楽ですよ。

もしかしたら病院によって異なるかも知れませんが、術後は、睾丸を寄せる様にしてテープで固定してありました。
なので服装によっては股間が目立ち易いかも知れません。
主人は普段スーツなので、２タックの太めのスラックスを履いて貰っていました。
スラックスなどない場合には、ジャージやカーゴパンツといった股間を押し付けないラフな服装を選ばれた方が良いと思います。
その方が目立たないし、傷口も圧迫されずに楽だと思います。

また、退院した日に車の運転は難しいと思います。
手術を受ける病院はご自宅から近いですか？
もし何かあった時、すぐに診て貰える様な距離でなければ、病院近くの宿泊施設に１泊した方が良いかも知れません。
脅かす訳ではありませんが、無理をして傷口が開いてしまった方もいらっしゃるそうです。

主人は、約２年前に精索静脈瘤切除と精巣生検。
そして今年１月に２度目の精検（ＴＥＳＥ）を受けています。
１度目は地元病院でしたが、静脈瘤切除もした為、２泊３日の入院。
２度目は遠方（北九州）で、１泊２日入院だったので、病院近くの宿泊施設にもう１泊しました。
地元病院の退院後は私が車を運転して帰宅しました。
北九州では、徒歩５分の距離でしたが、念の為タクシーで宿泊先まで移動しました。


長々と書きこんでしまってごめんなさい。
逆に分かりずらいかもですね。。

少しでもお役に立てれば幸いです。

私達女性からは計り知れないショックを受けられたと思います。
様々な葛藤があった中で、ＴＥＳＥを決意されるには本当に勇気がいることだと思います。
手術を決意されたけんぼーさんご夫婦はステキです。


それから参考になるか分かりませんが、主人も染色体が変わっているそうです。
異常ではないとのことだったんですが、是非研究させて欲しいと採血など追加検査を受けました。
それと関係するかは分かりませんが、ホルモン値や睾丸のサイズ・硬さなど、全て正常にも関わらず精子は見つかりませんでした。

でも、今、後期細胞からの顕微授精に挑戦しています。
地元病院は近所では有名な男性不妊を取り扱う泌尿器科でしたが、後期細胞での治療は行っていませんでした。
その為、２度目の手術をするしかないと言われた時、これを最後にしたいと、思いきって北九州へ行く事を決めました。

もしかしたらご存じかも知れませんが、男性不妊では最後の砦と言われている有名な病院です。

けんぼーさんは１度だけのチャンスなんですよね。
無理強いするつもりも、押し付けるつもりもありませんが、京都の病院で後期細胞での治療が出来ないなら、北九州での手術を視野に入れてはいかがですか？
クラインフェルターという染色体異常と診断された方でも、北九州で細胞が見つかり治療が可能になった方が何人もいらっしゃいます。

私は１度だけとの診断はされませんでしたが、それでも２度も痛く辛い思いを主人にさせてしまって、本当に申し訳ないと思いました。
主人がグチ一つこぼさず２度の手術を受けてくれた分、余計に心苦しかったです。
最初から北九州にきていれば２度も痛い思いをさせずに済んだのにと、今でも思う事があります。

遠方は本当に大変です。
治療が可能になった分、乗り越えなければいけない壁も増えました。
でも、私は遠方を決めた事を後悔していません。
治療が出来る事に感謝しています。

以前お話していた方で、けんぼーさんの様に、染色体異常と診断され、北九州へ行くか悩みに悩んで、遠方を断念された方もいます。
その方は細胞治療可能と謳う大学病院でＴＥＳＥを受け、細胞が見つかったものの、治療出来る範囲のものではないと診断され、ＡＩＤへと進みました。
その方は「北九州へ行っていたら・・とも思うけど、後悔はしていない」と仰っていました。

北九州にいけば細胞が見つかるとは限りません。
北九州での治療が最善だとも言いきれないと思います。
どのような治療が１番と思うのかは、人それぞれですから。
ご夫婦で話し合い出した答えが、唯一の正解だと思うので、北九州へ行くべきだと言うつもりはありません。
ただ後悔だけはして欲しくないと思って、お話させて頂きました。

本当に長文になってしまってゴメンナサイ。

ＴＥＳＥ、良い結果が出る事を祈っています。

[2] Re: teseをします。 

 ぐるる

2010/09/23 16:18

けんぼーさん
べるっちさん
はじめまして。

８月末に主人が地元の病院でTESEを受けてくれました。主人も、染色体異常（クラインフェルター）でして、睾丸も親指の爪くらいの大きさだす。

痛みは、相当痛かったらしく、「２度目はない」ときっぱり断りました･･･


けんぼーさんに、質問ですが、ホルモン注射を一生しないといけないそうですが、うちの主人は勧められませんでした(;O;)
泌尿器科の先生に聞いたら、性格が変わったり、性欲が増すそうで、骨粗鬆症には有効的と　おっしゃっていました。