初めての投稿です♂

 ぷりっち

2008/03/24 11:37

結婚3年目の30代のぷりっち♂です。
結婚してから2年間、タイミング？を考えてしたり
してたのですができる様子もなかったので、去年の秋頃から不妊外来に妻と通うようになりました。
　もともと2人とも子どもは欲しいと思っていたので
私自身は不妊外来に行くことは抵抗はなかったです。
（妻が言うには男性が嫌がるケースは多いそうで）
というのも私は自分自身にコンプレックスを持ってたからなんです。
私は生まれつき睾丸が一つしかありませんでした。
下腹部に傷があるのも、母に
「盲腸の手術の痕だよ」と言われてました。
で、私が睾丸が一つしかないと知ったのは高校の頃、
車の中で母に
「実は…停留睾丸で〜という風にならないために摘出した。でも、子どもを作るのには問題ないって先生が言ってたよ。」
と、聞いて「あ、そうなん？」くらいに思ってました。
なので、私は不妊外来に行く時には間違いなく自分にあるだろうなぁ…と思ってました。
ネットでも調べて睾丸が一個だし、精子少ないのかなぁ…とか正直へこんでました。

で、まぁそう言うことを不妊外来で説明すると妻の検査はとりあえず置いといて私の精液を調べることに…
　その不妊外来にはDVD（えっちな）があり、部屋も綺麗でしたが初回は挑戦するも無理でした（射精できなかった）
なので、家に容器を持ち帰って持っていく直前に射精し持っていくことに。
　二回目？はさすがに新鮮な方がいいだろってことで
お気に入りのDVDとイヤホンをもって不妊外来で出すことに挑戦しました。イヤホンをさすところはなかったのですが、なんとか射精に成功し採取できたのでした。
その時に強く思ったこと（後でもですけど）ですけど、「世の男性はこんなところで射精できるのか？」
ってことですね。せめて防音にするとか、もう少し
「抜きやすい」環境を作って欲しいと思うのです。
その結果、私の精子数は0、いわゆる無精子症と診断されました。
カウンセラーの方に立ち会って貰ってそう告げられた時はさすがに泣きましたね。
かもなぁ…と思っていても現実を突きつけられると
流石にきつかったです。

その後、お医者さんに残された道がTESEかAIDしかないと思うと、さっくり勧められました。
自然妊娠の可能性は0じゃないけど、お勧めしない。
と言われ、その場で大きな大学病院（手術実績のある）を紹介して貰いました。
家で冷静になって考えるというよりは、それしかないならそれで駄目ならその方向は諦められるっていう
開き直りもありましたけど、結婚前から妻が
「若い頃の卵の方がいいんだよ」と言ってたのが
やっぱりありました。妻はできたら30までに第一子を
産んでおきたいと言っていたけど、私の方の原因で･･･
とある程度最悪のケースを想像していたのでその場で
踏み切れたのだと思います。
　その大学病院のことを少し書きますと、研究機関であることおもあるのでしょうけど、学生の立会？（勉強？）があるのに驚きました。
正直、先に一言欲しかったです。
　そのあたりのフォローは妻も小児科の看護師として
現役で働いているのでしていました。
まずそこで検査ということで精液検査をすることに…
で、前回の実績を踏まえておきにいりのDVDを持って行ったんですけど…
「狭い！」「汚い！」「本しかない！」「部屋が空いてないならトイレを使って！？」
･･･正直想像を超えてる環境の悪さでしたね。
尿検査と同じレベルで考えるのってどうなんだ？というか、通ってる不妊外来の環境が良かったんだなぁとしみじみ思いました。
ぶっちゃけ、そう言う検査があるなら持参品に
「自分の好きな雑誌」とかを推奨して欲しいと思いましたね。
　とはいうもののなんとか頑張って射精。
たしかに尊厳ってなんだろ…とか思いましたけど
耳栓のおかげで何とか乗り切れました。
本当にあれだけは何とかして欲しいと思いました。
その環境で何回も射精しなければいけないというのは
男性にとって相当の苦痛なのは間違いないです。
私もあれはもう（あそこでは）やりたくないと思いましたね。