[1] Re: AID・主人は悩んでいます 

 けいち

2007/12/18 09:34

こんにちわ。ＡＩＤをしているけいちといいます。
私たちもＡＩＤをはじめて間もないですが、主人がＡＩＤに踏み切るという気持ちになるまで1年半以上かかりました。
個人的な意見ではありますが、私はＡＩＤに進むか進まないかの決定権はご主人にあると思います。
もちろん、女の意見からいえば、生まれてきた子は主人と私の子供という気持ちはかわりないのですが、ご主人がそう思えるかどうか、また、そう思うようになるには、時間がかかると思いますよ。

モネさんのあきらめるのは辛すぎるという気持ちもわかりますが、同じように男の人にとって、生ませてあげられないのは辛すぎるという気持ちもあるようです。
私の場合、ＡＩＤの話をしてから1年半は自分からその話はしていません。最初にその話をして、自分の気持ちを伝え、そこからは彼が自分からその話をするのを待っていました。彼自身が覚悟を決めて、結論をだせるように、そっとしてあげる時期をつくるのも大切ではないかと思います。

偉そうなことを書いてしまいましたが、もしよくわからないことがあるのならば、一度2人でカウンセリングに行かれてはいかがですか？先生の話を聞けば、なにか変わるかもしれません。

ご主人とよくお話をして、いい方向にすすむといいですね。

[2] Re: AID・主人は悩んでいます 

 モネ

2007/12/18 14:15

けいちさん

ありがとうございました。
１年半、けいちさんからその話はしなかったというのが本当にすごいなと思いました。
時間がたつのがすごくつらい私にとって、衝撃でした。
私の年齢が３０代後半ということで、
どこかであせっていたのかもしれません。
でも一番必要なのは待つことかもしれないと思えてきました。
うすうす、決定権は主人にあると思いながらも
そうなんだと思い切れませんでした。
私も覚悟が決まってないんですね。
カウンセリングにも行ってみようと思います。
二人でいい方向に生きていけるよう、
よく考えて、相談して、大事にしたいと思います。
ほんとうにありがとうございました。

[3] Re: AID・主人は悩んでいます 

 はなみずき

2008/01/05 17:56

こんにちは。
血のつながりを重要視せず、魂の縁を信じていれば、
おのずと迷いはなくなりました。
夫婦だって血は繋がっていないのに一生添い遂げる。
それと一緒だと思います。
血より強いものがあると信じた時、迷いはなくなると思います。
そう思えるまで１年かかりました。
今は９９％迷いなしで夫婦でひたすらＤが実を結ぶまでがんばっています。
残りの１％は生まれてくる子の容姿です。
２人とものっぺり顔なのにめちゃくちゃ彫が深かったら！とか…
まぁ似ていない親子なんてたくさんいますから、
そのへんもクリアです！
何かヒントになればと書き込みました。

[4] Re: AID・主人は悩んでいます 

 あいあん

2008/02/11 14:28

はじめまして。
不妊関係のサイトを巡っていたらここにたどりつきました。私は妻ではなく、主人の方なのですが書き込ませて下さい。

私たちは結婚間もない頃から子供が欲しかったのですが、中々出来ず産婦人科に行き、不妊専門の病院を紹介され現在に至ります。

原因は私の無精子症でした。
いやあ、それを知ったときは目の前が真っ暗になりましたね。深く考えてはいなかったんですが結婚したら子供が出来て、特別裕福ではなくても、暖かい家庭を築く…なんてことを人並みに考えていたんですねえ。
妻も大ショックを受けていました。

無精子症は様々な原因があるみたいですが、私の場合は生まれつきみたいで。せめて、後天的な事情であれば(あったらあったで悲しいのでしょうが)…。と何度思ったことか…。生まれつきだなんて、これは宿命なのか、前世で何か極悪なことでもしたのか…等等、毎日涙涙でした。今でも、ふと思い出して男泣きすることがあります。

AIDに行くには、そんなに躊躇はありませんでしたね。そりゃあ、生まれてくる子は血はつながらないし、告知の問題もある。でも、何より、私も妻も子供が欲しいんです。Dにいろいろな批判や問題があるのは少なからず知ってはいます、時々考えてしまうときもあります。でも、私は自分の(血がつながった)子供が持てないのだから、子供との親子という関係が欲しいです。
はっきり言うと同じ境遇の人でないのなら軽々しく批判はして欲しくないです。

肝心のDは今のところ成功せず…。妻も毎日が辛くて、私に当たることが多々あります。そんな時こそ、私がなだめなくては…。と思うのですが、怒りに対して怒りで返してしまってケンカになってしまいます。以前よりケンカの数は増えましたかね…。

子供さえ出来れば…、と思うのは浅はかかなあ。出来ても、ほかの問題も多々あるんだろうけど。でも、私たち夫婦はDで成功しなければ、前には進めないんです。最近、離婚話も出てきたし…。結婚前に妻を幸せにすると誓ったのに自分の無精子症が原因で毎日泣かせているし…。ああ、何とかならないものか…。

長々と申し訳ありません。参考になればと思って書き込みしたんですが、書いているうちに愚痴になってしまいました。モネさんのところにも幸があるといいですね。

[5] Re: AID・主人は悩んでいます 

 モネ

2008/02/29 02:43

はなみずきさん
あいあんさん

書き込みありがとうございます。
いろいろあって、しばらく来れていなかったので久しぶりに来てみて読んで感動してしまいました。
すごく心強く感じました。ありがとうございます。

はなみずきさん
夫婦だって血の繋がりは無い･･･ハッとさせられました。一緒に生きていこうという気持ちが大事なんですね。正直、とにかく私に似てくれと祈るような気持ちもまだありますが･･･二人で育てていこう、というお互いの気持ちを信じて大事にしたいと思います。

あいあんさん
うちの主人も隠れてよく泣いていました。過去どんな悪いことをしたんだろうと言って泣いたこともありました。
私もつらいけど、一番つらいのは当人ですよね。
ずっと考えていて、なにか欠点を持ってでも生まれてこようとするんだ、命ってすごいなと教えてもらったように思ってしまったんです。だから、文句も言いたい気持ちもあるけど主人に（無精子という現実に）少し感謝できるようになりました。なんか感動しちゃって。ほんとに、よく生まれてきたね、えらいねって。

いろいろあった内容を報告させてください。
お互いの両親に話し、大反対も退け（両親間の意見の相違で離婚の危機もありました･･･）やっと先に進むことになりました。
うちは、夫の希望もあり義父に協力してもらうことになりました。
理解してもらうまでの話し合いの間に、あまりにも傷つき、希望を再び見失い、何度離婚を確信したかしれません。
主人とのことだけではなく、家族としての絆が崩壊したと感じたからです。特に義母のことばは傷をえぐるばかりであり、冗談でも気持ちがわかるなどと言ってほしくありませんでした。この先やっていけないと思いました。でも、この人をも味方に変えなければ先は無いと思い、必死でした。
今でも信じられません。
双方の両親をまじえ６人での話し合いの結果、劇的に意見が変わり、皆で応援しよう、生まれてくる子を皆で守り育てていこうとなりました。
本当に苦しかったけど、普通だったら理解できるはずの無い心情に近づこうと必死で努力してくれた双方の両親に本当に感謝しています。
これからがスタートで、費用の問題等様々ありますが、結果がどうあれいったん死んでしまった私の心を救ってくれた親たちに喜んでもらえるような生き方をしたいと思っています。