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子を授かるという責任

 pika

2011/09/12 23:21



書き込みさせていただきます。きっと今まで色んな書き込みがあったかと思います。でも・・
生まれてくれるかもしれないわが子に対して・・・
Dで無くても勿論子供に対しての責任は同じ
だが。。。。

告知は知らなければいいという問題ではく、
もし生まれ来るわが子に誠意とかじゃなく
単純に生まれてきたわけを伝える義務はあるんじゃ
ないだろうかと・・・

子供を授かる=夫婦になれば子供が生まれる
という方程式は生殖医学が進んだ今ではその意味は
あまりないような・・・

生まれくるわが子をどんなに愛情をもって育てても
もし告知するときがきても、望まれてきた子供なんだとは説明できると思いますが。
果たして生まれ来るわが子皆がそうして理解してくれる
だろうかと思うと

出来る出来ないは関係なく生まれくる子供に対しての
責任の重さを感じる。

この治療は故意に望まなければできない治療。
そこまでして子供は欲しいと願う気持ちもある。
しかし・・・

子供がどうして欲しいかと聞かれると感情の差はあれど
親のエゴなんだろうかと考える。

夫婦二人の関係でもいいじゃないかと自分自身にあてはめてみる。

こんな状態で治療して授かった子供は本当に幸せなのか時に疑問に思うときがあります。

治療を継続するかどうか悩むべき問題かと。

すみません。月のせいもあるかとは思いますが

なんとなくそんな理論的かつ矛盾した自分の気持ちを
整理することができず思わず書き込みをしてしまい
ました。

気分を害されて方がいらっしゃれば即削除していただく
措置をとっていただいていいです。

すみません。どうしていいか分からないの正直なところです。

返信=8件

※100件で過去ログに移動します。

[1] Re: 子を授かるという責任 

 AIDで生まれた人

2011/09/13 22:35

親を無条件に愛する子どもの立場から。
pikaさんの思いは
自分の気持ちに寄り添ってくれるているような気がしました。
どんなに愛してくれようと
親の気持ちを理解しても
(AIDで生まれたくなかった)
この気持ちは心の底から湧きあがってくる私の気持ちです。
今生きていることを幸せだと思う努力はしているけれど
よき社会人として生きていこうとしているけれど
(宇宙の仕組みから疎外された存在)
という気持ちは心の根底に大きくあります。

生まれることはすごい確率であることは理解します。
けれど、生まれて死んでいくことは手放しで喜ぶことだとも思えず。
宇宙の仕組みから疎外された生まれ方で
不自然で
納得できないのが本心です。

こんな技術いらない
というのが
生まれた私の気持ちです。
育ててくれてありがとう
とは思うけれど
産んでくれてありがとうとは
思っていません。

ここにふさわしくない書き込みでしたら
削除してください。

[2] Re: 子を授かるという責任 

 JIRO

2011/09/13 22:51

無精子症の男で、近々AIDをする予定です。

正直私も100%の揺るぎない自信はありません。

AIDという治療によって誰が幸せになれるのか、
告知の問題、妊娠率が激低なことなどなど、
この治療には抱える課題が多すぎます。

それでもAIDをしようとしている私たちがいます。

最近の傾向として「告知はすべきではないか」と
なっているような気がします。

もちろんその傾向には今までの出来ごとからくる
根拠があることから、
確かに告知してその事実を受け入れてくれて
強く生きて欲しいという気持ちもあります。

それが正論だと思います。

しかし、その正論を受け止めることができる人もいれば
そうでない人もいると思います。

だから、今までの主流であったAIDで生まれたことを
決して知られないようにするという選択肢も
AIDを受けるのなら覚悟すべきだと思うのです。

もしばれた場合とか不穏な空気が流れるとか
そんな話を見かけるのですが、
AIDで子供を授かる以上、
絶対にバレないように生活していく覚悟も
必要なのではと思います。

できるなら普通に、皆と同じく生まれたいと
多くの人は思うと思います。

知らない方が幸せに・・・というか、
悩みが多い人生でことさら悩みを増やす必要も無いのでは
と思ったりもします。

告知の問題については多くの人が長い時間悩んでも
なかなか結論がでていないと思いますので、
私のような人間がちょろっと考えただけで
答えを見つけようとしていること自体
おこがましいのかもしれません。

>親のエゴなんだろうか
私は親のエゴだと思います。
AIDで生まれてくる子はAIDで生まれたことを知ったら
ほぼ悩み苦しむと思います。
程度の差や期間は人それぞれかもしれませんが、
もし自分がそうだったらどうなっていたかわかりません。

だからAIDは親のエゴだと思います。
それでも子供が欲しいからと思うから
AIDをするのだと思います。

そうでなければ、生まれてからが大変のような気がするからです。

私も正直どうしていいかわかりません。

ただ、AIDをするのは自分の意思です。
自分の決断ひとつでどうにでもなります。

AIDする、しないは別としてその決断をしたら
その方向に向かって幸せになる決意をしなければならないと
思う今日この頃です。

[3] Re: 子を授かるという責任 

 Pika

2011/09/14 10:01

JIROさんへ

男性の方のご意見はあまり見かけないので大変興味深く読ませて頂きました。告知についてはDにての治療を決断したとき戸籍等含めて父親は主人になるんだから必要ないと考えていましたが決断した後主人の考えは変わってないようですがAIDで生まれ自分の存在に悩みそういった自助グループ団体もあることもしりました。まだ治療段階ではないのでもっと考えて主人とよく相談して考えることにします。ありがとうございました

[4] Re: 子を授かるという責任 

 Pika

2011/09/14 10:20

AIDで生まれた人さんへ
書き込みありがとうございました。この治療によって苦しんでかつそれでも育ててくれたご両親に感謝するこころをお持ちなのは素晴らしいと思います
こうして現実を突きつけられると私ももっと考えなければならないことがあるんだと…
医学が進むことは苦しいことでもあるんだと。例えば延命治療で生き長らえてもやっぱりそれは家族のエゴなんだろうなと父親が亡くなった時に思いました 結果助かる見込みがない父に延命治療の手術をすることは本人の身体が痛いだけで辛いことなのだろうとだから医者から家族が呼ばれて説明を受けた時、兄弟と母親で鳴きながら延命治療する決断はしませんでした。ただ色んな器具を装着されかすかな反応しかない父でも息をしている姿をこのまま見ていたいと思った自分もいました数日後父は他界しましたが今でもはっきり覚えています。話はそれましたがAIDの治療をするにあたって私の中で少し似た部分があると思い書かせて頂きました
死にゆくこと,生まれるということ…
技術が発達すれば沢山の問題が起きてしまうことも含めて納得のいくまで話し合って結果をだしたいと思います
書き込みしてくださりありがとうございました

[5] Re: 子を授かるという責任 

 Sayu

2011/10/21 23:18

Pikaさん
久しぶりにここをのぞいてこのスレッドを拝見したので、遅いのですが。

途中流産を挟んでAID8回目を迎えますが、私も正直まだまだ迷いながら進んでしまっている状況です。
親の、いえ私のエゴだと思っています。母性とはそれほど強いものだとか、色々正当化してみようとは思うけれど、やはりエゴですよね。

普通の家庭で愛情をもって育ててもらった自分ですら、自分がどこからきて、なんのために生を受けたか考えた時期があったので、その気持ちを想像するとどうしたらよいのかわかりません。
先生のカウンセリングでデータに基づいて告知すべきということはよく理解できましたが、実際に一瞬妊娠した時は一生話すまいと何故か心に誓っていました。

思ったより多くの方がこの治療をされていて、ここに集まられているようですが、治療過程の相談や励ましが多く、この治療の倫理を話題にするスレッドは少ないんだなーと思っていたところのずっしりしたテーマに、感謝しています。

なんの解決にも意見にもなっていませんが、、、逃げずに考えたいと改めて思いました。ありがとうございました

[6] Re: 子を授かるという責任 

 Pika

2011/10/24 11:56

Sayuさんへ☆
書き込みありがとうございます。流産経験されているのですね…辛い経験をされたのですね。私もカウンセリングでドクターから告知をしたほうがいいと言われるまではもし授かることができたら一生内緒にすると決めていました。でも実際Dでこの世に命を授かった方のご意見や境遇、偶然で事実を知ってしまった時のことなどが書かれた記事やネットの書き込みなどいろいろ調べて今も悩み中です。自分に置き換えて考がえてみても想像の域を越えなくて…授かる前から心配しなくてもいいという主人に何度も話しましたが答えは同じでした。私もやっぱり自分のエゴだと思っています。でも治療を継続しています。矛盾してますよね?でもこの治療でしか授かれない夫婦にしか分からないうまく言えない気持ちがあるんだと思います。真剣に書き込みしてくださってありがとうございます。告知はいつかする方向で考えてみようと思います。

[7] Re: 子を授かるという責任 

 カンナ

2011/10/28 20:03

私もAIDで親を授かることは親のエゴだとは思います。
突き詰めれば自然分娩だって子供の意思とは無関係に子供をこの世に生み出すのだから親のエゴとも言えるとは思いますが。
でもやはり、特殊な状況を負わせてまで子供をこの世に生み出す私たちのエゴは、より大きいですよね・・・。

でも私は自分のエゴでいいって思っています。
エゴで子供を授かるから、その分出来るだけの事は何でもしようって思っています。
だってそうまでしてもどうしても我が子に会いたい。
夫と二人で子供を愛し育てたい。

でも私のエゴで子供を授かる以上、親の私たちに迷いがあってはいけないと思います。特に子供を授かってからは・・・。

一生AIDに真正面から向き合って生きていこう。AIDについての子供の思いには必ず目を反らさず受け止めていこう。この世に生まれてきてよかったよって言ってもらえるように私の出来る限りの事して精いっぱい育ててゆこう・・・という思いだけは強く持っています。
もちろん子供がどのように受け止めてくれるかは分りませんけどね・・・。

多分AIDで産まれて幸せに暮らしている方も沢山いらっしゃると思います。ただ幸せに暮らしていると表側には出てこないので、そういう方たちの存在に私たちは触れることが出来ないのではないかなと思います。

夫婦がずっと円満で、両親から子供が十分に愛されていて、AIDについて隠すようなそぶりがなくオープンな家庭であれば、上手くいくのではないかな・・・。
(告知をしないのが悪いとは一概に言えないかもしれませんが、私は子供に大切な出生を隠したくないです。感謝すべきドナーさんの存在もきちっと伝えようと思います。)

もちろんこの決断が良かったのか、答えは子供が生涯を終える時まで分かりませんが、少なくともそう私は今信じています。

もしドナーさんの協力の元子供を授かることが出来たら、それは多分私に起こった生涯で最大の奇跡です。

[8] Re: 子を授かるという責任 

 PiKa

2011/10/29 10:30

カンナさんへ
トピ主です。初めてましてですね。書き込み読んでいて涙がでてきました。突き詰めて考えでもきっとこれだっていう答えは難しいと思います。カンナさんの書き込みを読ませていただいて大事なのはやっぱり夫婦間の揺るぎない決意と子に対する責任を一生持ち続けることなんだと痛感しました。ありがとうございます。前向きに考えようと思います

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